プレスリリース

1999年9月24日

BNFL製MOX燃料の製造時品質管理データ調査に
関する中間報告について

 当社は平成11年9月13日に、高浜発電所3号機用に製造しているMOX燃料のペレット外径測定データについて、全数合否判定を行っているものの一部品質管理用のデータ採取を行わず、架空の数値を記録していたものがあるという連絡をBNFLから三菱重工業を通じて受けました。 (9月14日お知らせ済み)

 また、9月14日には通産省、福井県及び高浜町から調査及び原因究明と併せ、現在輸送中の高浜発電所4号機用MOX燃料も含めた品質管理等の調査結果を報告するようご要請がありました。

 当社といたしましては、今回の問題の重要性に鑑み、三菱重工業とともに調査員を現地に派遣し、詳細調査を進めております。(9月21日お知らせ済み)

 このたび、鋭意調査を進めた結果、高浜発電所4号機用のMOX燃料についてはデータ流用等の不正はなく、仕様どおりに燃料が製造されたことを確認し、本日、通産省、福井県及び高浜町にご報告いたしましたので、お知らせします。

 なお、現在製造中の高浜発電所3号機用のMOX燃料の健全性については、引き続き調査を進めるとともに、社会の信頼を一日も早く取り戻すよう努力していく所存でございます。

<参考資料>


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