プレスリリース
1999
1999年7月22日
事業所外廃棄確認申請に基づく確認証の受領及び
第4回返還ガラス固化体(2基目・20本)の測定結果について
昨年6月3日並びに7月14日にガラス固化体の所有者である電力会社が、国(科学技術庁)に申請いたしました事業所外廃棄確認申請につきまして、本日、科学技術庁長官より2基目・20本の確認証を受領いたしましたので、お知らせします。
ガラス固化体(2基目・20本)の検査・測定結果について
なお、日本原燃株式会社が実施した受入れ検査時の7項目の検査・測定結果につきましては、別紙のとおりです。
また、本日確認証を受領した20本のガラス固化体につきましては、明日より貯蔵ピットへの収納作業を開始する予定です。
以 上
日本原燃株式会社は、本年4月15日に受け入れました40本のガラス固化体のうち2基目・20本(関西電力分20本)について、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターで安全に貯蔵・管理できるものであることを確認するため、検査・測定を行いました。
検査・測定項目は、下記7項目です。
(1)発熱量測定
(2)外観検査
(3)寸法測定
(4)重量測定
(5)放射能量測定
(5-1)中性子
(5-2)セシウム-137
(5-3)ユーロピウム-154
(5-4)発熱量測定値からの計算
(6)閉じ込め検査
(7)表面汚染検査
6月24日から7月15日にわたり実施した検査・測定の結果は、全ての項目にわたり判定基準を満足していることを確認いたしました。
これにより、受け入れた40本のガラス固化体のうち2基目・20本が高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センターで安全に貯蔵・管理できるものであることを確認いたしました。
<参考資料>