プレスリリース
1998
1998年10月12日
使用済燃料輸送容器等のデータ書き換えに関する調査について
すでにお知らせしましたとおり、使用済燃料等輸送容器の内側に使用する中性子遮へい材の性能を確かめるために、輸送用容器の実機に似たモデル(モックアップ)の中に入れて製造検査を行った際のデータについて、原電工事(株)による一部書き換えがあったことが判明しました。(原電工事(株)が遮へい材の施工、検査を実施)(10月7日お知らせ済)
当社は、直ちに東京に社員を派遣し関係各社とともに調査を進めていたところ、10月9日夜に輸送容器の所有者である原燃輸送(株)より、本体容器充填材の成分分析データの一部にも原電工事(株)による書き換えがあることが確認されたとの連絡を受けました。
このため、当社は現在、大飯発電所使用済燃料構内輸送容器のみならず、原電工事(株)よりレジン供給を受け海外で製作したMOX新燃料輸送用容器も含めて、鋭意調査を進めているところですのでお知らせいたします。
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<調査対象容器>
型式 | NFT-14P | EXCELLOX-4(M) |
基数 | 2 | 1 |
所有者 | 原燃輸送(株) | 英PNTL社 |
製造メーカー | 三菱重工(株) | 英BSE社 |
レジン充填 | 原電工事(株) | 英BSE社 |
レジン供給 | 原電工事(株) (レジン素材調達先: 日本油脂(株)) |
原電工事(株) (レジン素材調達先: 日本油脂(株)) |
使用目的 | 大飯発電所使用済 燃料構内輸送 |
MOX新燃料輸送 |
以 上