プレスリリース

1998年9月30日

共同実施等推進基礎調査「ロシア連邦KONAKOVO発電所コンバインドサイクル化計画」の実施について

 関西電力株式会社と三菱商事株式会社は共同実施等推進基礎調査「ロシア連邦KONAKOVO発電所コンバインドサイクル化計画」を実施することとなりました。

 共同実施等推進基礎調査は、京都議定書で導入された「共同実施」や「クリーン開発メカニズム」に結びつく有望なプロジェクトを発掘することを目的に、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)がフィジビリティ・スタディ案件を公募していたもので、去る7月14日、37件の採択案件が発表されました。

 このうちの1件として、我々はこのたび正式な委託契約通知を受けました。

 「共同実施」や「クリーン開発メカニズム」は複数の国が協力して、温室効果ガス削減のためのプロジェクトを行うものです。我々としても、地球規模で我々の保有する技術・ノウハウ等の有効利用をはかり得ることから、「共同実施等推進基礎調査」に参画し、地球規模での温室効果ガスの排出削減に貢献していこうとするものです。

 具体的には、ロシアのモスクワ郊外にあるKONAKOVO発電所の老朽化したガス焚きボイラータービン発電設備を高効率ガスタービン・コンバインドサイクル発電設備に更新するための技術面、経済面の評価ならびにCO削減効果に関するフィジビリティ・スタディを行うものです。

以 上  

<参考資料>


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