プレスリリース

1998年8月24日

「関西電力地球環境アクションレポート」(1998年度版)の発行について

 当社の地球環境問題への取り組みについて、地域の皆さまの一層のご理解を頂くため、環境管理システムと環境方針および活動状況をご報告する「関西電力地球環境アクションレポート」(1998年度版)を、本日発行しました。

 当社は、1993年度より、毎年度、本レポートを作成し、地球環境問題への取り組みについて公表してきております。今回のレポートは、1996年度から推進している「関西電力地球環境アクションプラン新中期計画」の数値目標(15項目)と実績、ならびにその達成に向けた活動状況を中心にまとめたものです。


[ニューERA戦略の展開によるCO排出量の低減]

 総合的な温室効果ガス排出抑制対策として取り組んでいる「ニューERA戦略」 については、着実にその効果が上がっています。

  1997年度
実績
2000年度
目標値
1996年度
実績(参考)
発電電力量当たりの
CO2排出量
0.06kg-C/kWh 0.09kg-C/kWh以下 0.07kg-C/kWh

 また、昨年度のニューERA戦略によるCO排出回避効果(1990年度比較)を試算すると約574万t-Cでした。これは主に、1990年度以降の大飯発電所3・4号機の運転開始と、原子力発電所の設備利用率向上によりCOを排出しない原子力発電の電力量が増えたことによるもので、削減効果量全体の約9割を占めています。


「ニューERA戦略」の展開
fficiency:負荷平準化等による社会全体のエネルギー利用の効率化

eduction:原子力の推進を軸とする電力供給における温室効果ガス排出量の削減

bsorption:国際的共同研究等による自然界の吸収源の拡大

以 上  

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