プレスリリース

1998年1月30日

電気料金改定の認可について

 本日、当社は、通商産業大臣から、新しい電気料金について認可をいただき、2月10日から実施させていただくこととなりました。

 改定率は、現行電気供給約款にもとづく料金に対しまして、電灯で2.69%、電力で3.63%、電灯電力計で、3.27%の引下げとなりました。
 引下げ後の料金水準をみますと、当社は全国の電力会社の中で、電灯で2番目、電力で3番目、電灯電力計で4番目に安く、引き続き、料金の安いグループに位置しております。

 今回の認可は、最大限の効率化を織り込んで申請を行った当社にとりまして、たいへん厳しいものと受け止めております。
 特に、ヤードスティック査定においては効率化の成果が認められた結果、一般経費における評価が、前回改定時と比較し一つ上がりましたものの、電源以外の設備形成で、将来に備えたネットワークの増強がこの時期に必要であったことから、評価が一つ下がる結果となりましたことは、真摯に受け止めて参らねばならないと考えております。
 当社は、新しい電気料金のもと決意を新たに、設備投資、経費、いずれについても徹底した見直しを行い、さらなる効率化に努めるとともに、電力の安定供給、お客さまサービスの向上に総力を結集してまいる所存でございます。

 今後とも、一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。


 本日、認可いただきました電気料金改定の概要は以下のとおりです。

1.申請内容との主たる変更点(平均単価と改定率)

(単位:円/kWh、%)
  認 可 申 請 現行供給
約款にも
とづく
平均単価
平均単価 平均
改定率
平均単価 平均
改定率
電 灯 22.97 ▲2.69 23.22 ▲1.63 23.60
電 力 15.50 ▲3.63 15.73 ▲2.23 16.08
電灯電力計 17.70 ▲3.27 17.94 ▲2.00 18.30
(注)
「現行供給約款にもとづく平均単価」には、平成9年7月から9月までの平均燃料価格による燃料費調整単価(平成10年1月分から料金改定実施日の前日までの電気料金に適用)が含まれている。

2.実施期日・・・平成10年2月10日
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