毎日の生活に欠かせない電気に関わる仕事に就きたいと考えたとき、真っ先に頭に浮かんだのが関西電力でした。そして「電気を使うお客さまの近くで働きたい」という想いから、関西電力送配電を志望しました。
決め手になったのはインターンシップでの体験です。停電を知らせる警報(デモ)が鳴り響いた瞬間、それまで和やかだった雰囲気が一変し、社員のみなさんが復旧に取りかかる姿を目にしました。強い使命感をもって仕事に取り組む姿勢が伝わってきて、「こんな方々と一緒に仕事がしたい」と強く感じました。

私が所属する配電部は、地域のご家庭やビルなどへ電気を安定して届けるため、設備の保全を行う役割を担っています。
その中で私が担当しているのは、地面の下に埋設された地中線の保守・メンテナンスです。定期点検を行い、劣化など不具合のリスクがあれば改修します。地中にはさまざまなインフラ設備が集積しているので、他の事業者が地下工事を行う際に当社の設備に影響が出ないように、事前協議や現場の立ち合いをするのも大切な業務です。また、雷や台風などで停電が発生した際には、すぐに現場に向かい復旧作業にあたるなど、まさに最前線の仕事といえます。現場では状況に応じた判断が求められるケースも多く、責任者やマネジメントの方々と連携しながら作業を進めています。


入社前は、電気の仕事といえば電柱に登って作業をするイメージが強かったのですが、実際は、電気を安定して供給するために多くの人が関わり、それぞれの知識や技術を発揮しながら、ひとつのミッションに向かって取り組んでいることを知りました。いつでも電気が使える“当たり前”を守るためには、一つひとつの点検や復旧作業が欠かせません。今はその責任の重さとやりがいを実感しています。
現場経験が浅い頃に担当した停電復旧が印象に残っています。大雨で木が倒れ、停電が発生したという連絡が入ったのが夜の7時頃。現場に向かうと、直径80cmの木が倒れて電線にのしかかっていました。
夜間で雨も降っていて、足元は急斜面という厳しい状況でしたが、経験豊富な先輩が的確に指示を出してくださり、私は一つひとつの作業を着実に行うことができました。作業が終わり、周囲の家々に明かりが灯ったときの達成感は、今もよく覚えています。
地中線の点検は、電柱とくらべて不具合を見つけるのが難しく、現場の状況からリスクを予測する力が求められます。経験を重ねることで少しずつ先を見通せるようになり、改修作業もスムーズに進められるようになってきました。他の事業者の工事に立ち合う際も、細かな確認や指示ができるようになった手応えを感じています。
まだまだスキルアップする必要はありますが、現場を一人で任せてもらえるようになったことは自信になっています。
職場にはプロフェッショナルな方が多く、わからないことがあって相談をすると、いつも的確なアドバイスをしてくださいます。ベテランの先輩は複雑な作業はもちろん、古い設備にも詳しくて、本当に心強いです。
社員の人柄も大きな魅力です。入社前は「職人気質のこわい人が多いのでは?」と不安もありましたが、みなさんやさしく、仕事の説明をしてくださる際も論理的でわかりやすいんです。そうした姿勢は自分が後輩をサポートするときのお手本にもなっています。
配電部でスキルを磨き、まわりの方々から頼りにしてもらえる存在になることが今の目標です。そのために、さまざまな役割や業務にもチャレンジしたいと思っています。
また、新入社員や他部署から異動してきた方がスムーズに業務に取り組めるよう、よりわかりやすいマニュアルを作成したいと考えています。地中線は今後さらに普及していくと予測されているので、こうした取り組みを通して部署全体の成長に貢献したいです。

平日の仕事終わりは自宅でゆっくりと過ごし、休日は趣味の時間にあてています。
私は知らない場所を歩くのが好きなので、休日は遠出をして、目的を決めずに細い路地を散策したり、気になるお店があればフラッと立ち寄ったりして楽しんでいます。最近は東京・鎌倉を訪れ、まち歩きを満喫しました。よく知られているスポットでも、視点を変えると新しい景色が見えてくるのが魅力です。