幼いころからあこがれていたロボコン出場に全力を注いだ学生時代でしたが、就職活動をはじめた当初は、まだ明確な目標が定まっていませんでした。そんな中、関西電力に就職した先輩の話を聞く機会があり、多くの人の暮らしを支えるインフラの仕事や、電力会社が担う役割に惹かれるようになりました。他の会社も検討しましたが、当社は事業のスケールが大きく、社会への貢献度が高い点に魅力を感じて志望しました。私の地元に水力発電所があり、身近な存在だったこともあって、特に水力事業本部で働きたいという想いが芽生えたことも志望動機のひとつになりました。

私が所属する部署では、兵庫北部に18か所ある一般水力発電所と、国内最大級の揚水発電所2か所の保全を行っています。揚水発電所は、電力需要のピーク時や電力不足の緊急時対応および太陽光や風力発電を補完する重要な役割を担っており、私はこうした設備に関する保守工事のマネジメント業務を担当しています。
工事内容は、配管の修理といった軽微なものから、大規模な設備更新まで多岐にわたります。発電設備の不具合を未然に防止するために定期点検・巡視を計画し、電力の安定供給に努めています。その中で不具合や兆候が発見された際には、関係箇所と連携しながら原因究明と工事内容の検討を行い、パートナー会社へ工事を依頼し、不具合の早期復旧に努めています。こうした仕事はデスクワークだけでは完結せず、ときには現場へ向かい、自分の目で状況を確かめて対応することが大切になります。


印象に残っているのは、現在の部署に異動して間もない頃に発生した発電所の設備不具合対応です。一刻も早い復旧が求められたので、対応可能なメンバー全員で現地に向かい作業を行いました。
私は経験が浅く、どのように動けば良いのか分からない中でしたが、先輩方が的確な指示でサポートしてくださいました。その引き出しの多さと柔軟な対応力に驚くと同時に、まわりのメンバーとコミュニケーションをとりながら作業を進める重要性を実感でき、この経験はその後の仕事に活かされています。
私の仕事は一人では成り立ちません。社内の部署はもちろん、パートナー会社の協力があってはじめて実現できるので、普段から関係者とのコミュニケーションを大切にしています。
仕事以外でも何気ない会話を重ねるなど、普段から信頼し合える関係性を築いておくことで、工事内容を検討する際に気兼ねなく意見を出し合えるようになりますし、それによって一人では思いつかなかった発想にいたり、計画の精度を高めることにもつながると感じています。
異動した頃は先輩に頼ることが多かったのですが、「いつまでも受け身では成長できない」と思い、主体的に取り組むことを意識しました。すると少しずつ知識が増え、理解も深まり、後輩に仕事を教えたりサポートしたりできるようになってきました。
後輩に仕事の説明をする際には、自分が先輩から教えていただいた経験をもとに自分なりにアレンジして、指示の根拠も説明するなど理解につながるよう工夫しています。
社員の「電力を安定的に供給する」ことへの意識が、とても高い点が特徴です。また、職場の雰囲気も明るく、年齢・キャリアにかかわらず意見を発信でき、若手社員もチャレンジできる環境が魅力です。
こういう環境で仕事をしていると、自然とその姿勢が身につき、自分自身の仕事の質も上がると感じています。
私はこれまで先輩方に支えられてきたので、今度はその恩返しとして後輩のサポートに力を入れていきたいと考えています。そのためにも、もっと知識を増やして、難しい状況でも的確な指示を出せる力を身につける必要があると感じています。規模の大きい工事にも積極的に挑戦して、自分自身もステップアップできるようにがんばります。

休日は夫婦で買い物をしたり、お菓子づくりをしたり、充実した時間を過ごしています。
温泉が好きなので、連休を利用して旅行に出かけるのも楽しみのひとつです。最近訪れた福井県の芦原温泉は、温泉だけでなく料理も素晴らしく、大満足でした。
ゆったりとした時間を持つことで気持ちをリセットでき、「また仕事もがんばろう」という意欲がわいてきます。