よくあるご質問

原子力で働く人たちの技術向上について教えて下さい。

原子力発電所の運転は、当直課長をリーダーとするチームが24時間体制で運転監視や制御を行っています。

当直チームは主に、中央制御室と呼ばれるコントロールセンターにて、原子炉の運転にかかわる設備の状態はもちろん、気象状況や周辺の放射線状況なども常に監視しています。また、定期的に現場機器の巡視点検を実施し、安全運転に努めています。

これら運転に直接携わる「運転当直」には、国から認定を受け、運転責任者の資格を持つ当直課長をリーダーに、原子炉主任技術者、ボイラー・タービン主任技術者、電気主任技術者で編成されています。

運転に関する専門的な訓練は、中央制御室を忠実に再現した「原子力発電訓練センター」や、「原子力サポートセンター」にて、コンピューターで通常の運転状態や事故等をシュミレーションし、本番さながらの訓練を繰り返し実施。運転技術の向上を図っています。

また、機器類の点検や検査を担う技術者(保修員)は、実機と同様の設備や機器を備えた専用の施設で技術向上を図っています。

詳しくは「原子力研修センター(おおい)における訓練」や「原子力研修センターにおける訓練」をご覧ください。

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