プロフェッショナル職
クロストーク参加者
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社員紹介
M.T
姫路電力本部 配電グループ【これまでの経歴】
入社後2年間は配電設備の保全、引き込み線の設計や事故復旧の業務に従事。
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現在は、姫路電力本部の配電グループに所属。
各事業者から電柱への設備搭載の申し込みに対しての協与や技術検討、契約の締結等を行っている。系統運用は、大規模な停電事故が発生した場合の事故対策の検討、各配電営業者担当の要望、困りごとへの提案、検討を行っている。 -
社員紹介
N.Y
田辺水力センター【これまでの経歴】
入社当初の業務は、主に水力発電所の補充、補修業務、発電所の設備の老朽化等、不具合が出たもの修理や取り替えなど。
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現在は、工事発注の業務を担当。設計者として、老朽化した設備を業者に発注し、工事を依頼。設計業務や工程を組む仕事に。
現場最前線で力を試す!プロフェッショナル職
技術職の中にはプロフェッショナル職と総合職がありますが、N.Yさんがプロ職を選んだ理由を教えてください。
M.Tさんはプロフェッショナル職として入社して間もなく、印象的な出来事があったそうですね。
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M.Tそうですね。営業所に配属されて、すぐに「全社技能発表会」*のメンバーに選ばれまして…。
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N.Y新入社員で?すごいですね。参加した先輩たちの話を聞いたことはありますが、かなり高度な技術を求められるのでは?
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M.Tはい。いざ参加すると先輩の技術力の高さ、物事の工程の組み替え方、仕事に対する気持ちのすごさを感じました。
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N.Y練習期間はどれくらい?
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M.T準備期間を含めると1カ月くらいはやっていましたね。新入社員である僕のスキルが低かったので先輩たちの足をめちゃくちゃ引っ張ってしまって、自分自身も周囲に追いつこうとかなりしんどかったんですが、社会人としての自覚や関西電力送配電にとって現場がいかに重要な仕事なのかを実感できました。
*全社技能発表会とは?
毎年秋に現場第一線で働く作業員たちの直営技術力の向上を目的に開催しており、参加チームが実際にお互いの技術力を競い合いあう発表会。
まず安全最優先!
コミュニケーションも必要不可欠
では、これまでに印象的だった仕事について教えてください。
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N.Y1年前、初めて1億円以上の大型工事の経験をしました。配電盤の取り替えだったんですが、「責任ある仕事だな」と気を引き締めて取り組みましたね。
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M.T去年だからN.Yさんは入社2年目。プレッシャーだったのでは?
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N.Yそうですね。もう何をしたらいいのかわからなくて、先輩や上司に聞きつつ、協力会社の方ともコミュニケーションを取りながら進めていきました。技術面もそれまで先輩に頼っていたので、「自分でやらないと」という気持ちがこの仕事をきっかけに大きくなりましたね。
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M.T技術面はもちろんですが、コミュニケーション能力は大事ですよね。僕も今の部署では、事業者の方とのやりとりが多いので感じています。
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N.Y現場の立ち会いをしていると協力会社のメンバーの中には一見コワモテな方もいらっしゃるんです(笑)。だけど僕は、自分から話しかけるようにしていました。そのほうが現場の雰囲気もすごくよ良くなって、コミュニケーションも円滑になりました。実際にその工事を無事終えることができたので。今は、現場ではなく電話のやり取りが多いですが、コミュニケーションを円滑に図るために失礼にならない程度にフランクに話すようにしています。
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M.T同じことを言っても、言葉のチョイスで受け取り方が変わりますからね。僕もまずは、お客さん目線に立って考えながら話すようにしています。そうすることで、相手に寄り添った提案ができるようになってきた気がします。
ところで、「大きな企業になるほど、1人1人の裁量は小さくなりがちなのかな」と思っていたのですが、お話を聞いた感触として、関西電力は若いうちから意見できる風土はあるのでしょうか?
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M.T僕がいる配電部門では「安全最優先」が前提です。まずはルール通りにいかにできるか、が重要であるため、ルールを覚えて実践できるようになることに苦労しました。
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N.Yそうですね、水力部門でも「安全最優先」です。その上で、弊社のルールを守り基礎知識を積み重ねてやりたいことを提案すれば、受け入れてくれる職場ではあるかなと思いますね。
技術やコミュニケーション能力以外に、プロ職の中で大事だと感じていることはなんでしょうか?
※【例】関西電力の設備(今回は水力・配電)は、水力ダムのような大規模な設備を山間部に設置しているため河川や生態系への配慮が必要であり、配電設備(電柱)は公共の道路等、関西一円のいたるところに配置しているので、法令など社会に関係する要素が多いことが特徴です。
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N.Y工事業務の場合、法令に基づいた適切な対応が必要なため、法律関係のことを調べることがかなり重要ですね。わからないことも多く、苦戦していますが(笑)。
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M.T同じく配電グループもです。事業者さんから法律に関する回答を求められることがあるので、答えられる範囲は答えて、わからないところは調べる作業をしています。
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N.Y特に、工事業務で一番怖いのは、法律面で抜けがあること。例えばアスベストやPCBなどに関連する法律について、ネットで調べたり上司に聞いたりしています。日々勉強ですね。
ここからは就活生に向けて、関電の魅力を教えてください。
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M.T誰の生活にも必要な電気。そこに関与していける仕事だというのがひとつの魅力だと思います。特に配電は電柱、電線と言ったその町にある設備に対しての仕事が多いので、自分の仕事が目に見えて形になって、人の役に立っていることも魅力ですね。
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N.Y僕がいる田辺水力センターはもちろん、研修などでいろいろ行かせてもらいましたが、関西電力にはいい人たちがすごく多い。そこも魅力ですよ。
最後に、プロフェッショナル職を希望する就活生にひとことお願いします。
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N.Y最初は現場の様子がわからなくて、配属前は正直ビクビクしていました。でも、入ってみたら優しい人がすごく多くて、その環境で毎日新しいことを学び、楽しく仕事ができています。電気を作って社会貢献しているという実感もあるので、一緒に働ける日を楽しみにしております!
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M.T就活は、自分を考える1つのきっかけだと思います。僕は今まで思ってもなかったような価値観や考え方を知れたので、皆さんも様々な会社を見て何が自分に合っているかを軸に考えて、就活してみてください。その中に関西電力が入っていたなら、やりがいを感じて仕事ができると思います。