「いったいどこから手をつけたらいいのか・・・・・」
数多くの現場経験を持つベテラン作業員でさえも、
言葉を失う凄まじい現場・・・・。
しかし、それでも怯まず、できることから一つ一つ解決していった。
神戸支店長の藤田新之は、神戸市西区の自宅で就寝中、突然の激震に見舞われた。
部屋では家具が倒れ調度品が散乱したが、幸い家族に怪我人はなく、家屋の損傷も免れた。
停電はしていたものの、自宅周辺の電柱にも被害は見られなかった。
とっさに電池を見付け出しラジオを付けてみると、震源地は淡路島の野島と報道していた……
<1月17日の停電軒数>
発生直後:約260万軒/約13時間後:約100万軒/約14時間後:約50万軒