私たちの取組み~これまでとこれから~
関西地域に適した再生可能エネルギーの模索

再生可能エネルギーは自然環境や気象条件に大きく左右されます。関西には適地が少ないとも聞きます。

残念ながら、確かに恵まれているとは言えません。
風力発電の事業化には、一定以上の風が安定的に吹き、台風や落雷の少ない地点が望ましいとされており、関西でそうした場所はごく限られます。
また、地熱発電も近年温泉熱を利用した発電が注目されていますが、温度や温水量は勿論、地元との共生も重要な点であり、温泉地ならどこでもできるというものではありません。以上のことからも関西は適地が少ないといえます。
関西上空写真

関西上空写真

電力供給エリア別の導入ポテンシャル分布状況

将来的な可能性は?

可能性の1つとして、潮流発電があります。海中に設置したタービンを潮流で回転させて発電するシステムで、明石海峡や鳴門海峡のような潮流の激しい場所が適地とされ、関西のポテンシャルは比較的大きいといえます。ただし、実用化にはしばらく時間がかかりそうです。
潮流発電が期待される明石海峡

潮流発電が期待される明石海峡

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