公募に関する調整力の落札候補者の決定

落札候補者の決定

2016年4月より、新たな事業ライセンスの下、供給地域の周波数制御、需給バランス調整は一般送配電事業者が担うこととなりました。周波数制御・需給バランス調整に必要となる調整力について、多くの電源等への参加機会の公平性確保、調達コストの透明性・適切性の確保の観点から、当社は公募により調達することとし、2018年9月3日から11月2日まで入札受付を実施しました。

その後、当社は、提出された入札書に関して、募集要綱に則り評価を行い、落札候補者を決定しました。

なお、落札候補案件の結果に関する情報は下記のとおりです。

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募集メニュー 募集容量
[万kW]
応札案件の総容量※1
[万kW]
落札候補案件の総容量※1
[万kW]
落札候補案件の最高額※2
[円/kW]
落札候補案件の平均額※3
[円/kW]
電源Ⅰ周波数調整力 139 146.3 139.6 10,172 9,327
電源Ⅰ需給バランス調整力 42 44.3 43.4 9,893 9,622
電源Ⅰ´厳気象対応調整力 21 72.4 14.9 4,957 3,927
  • ※1 運転継続時間、停止日数等の評価後のkWの合計。
  • ※2 電源Ⅰ´厳気象対応調整力については、落札候補案件のそれぞれについて、2018年度電源Ⅰ´厳気象対応調整力募集要綱 第7章3項に記載の評価用容量価格と評価用電力量価格(電力量価格×想定発動回数(3.6回)×運転継続可能時間(3時間))を合算したもの(以下、「評価用入札価格」といいます。)のうち、最高のもの。
  • ※3 電源Ⅰ´厳気象対応調整力については、評価用入札価格の平均。

今後、落札候補者と契約締結に向け、協議をすすめる所存です。

募集容量の変更の可能性について

2018年度 電源Ⅰ周波数調整力、電源Ⅰ需給バランス調整力、電源Ⅰ´厳気象対応調整力の募集容量については、電⼒広域的運営推進機関が示す考え方に基づき、当社エリア供給計画の平年H3需要(2018年度供給計画の第2年度における想定需要)および厳気象H1需要等から算出しておりますが、電力広域的運営推進機関における考え方の改訂を踏まえ、供給計画の第2年度の想定需要に比べ、次年度供給計画の第1年度における想定需要が著しく増加する場合などには、募集容量が変更となる可能性があります。仮に募集容量が変更となった場合には、2019年4月までに必要な調整力を確保するというスケジュールを勘案し、今回、落選となった応札案件から追加的な落札を実施する可能性があります。

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参考1:電力広域的運営推進機関ホームページ

トップ 報告書・取りまとめ 2019年度向け調整力の公募にかかる必要量等の検討結果について

参考2:今夏の需要実績について

2018年度 夏季H1需要実績(気温補正前):2,865万kW
2018年度 夏季H3需要実績(気温補正後):2,640万kW

調整力電源に関するお手続き 一覧