送電線(鉄塔)の近くでの作業

送電線の近くで安全な作業を進められるように事前打ち合わせ、現地調査もいたします。

安全な工事を進めて頂くために、送電線の近くでクレーン等の作業や足場の組み立て、測量調査をされるときには、こちらまでご連絡下さい。
事前の打ち合わせや、現地調査もいたします。

事前調査
  • 01.事前調査

お客さまの工事計画と送電線の関係を調査。

電気事故防止の打ち合わせ
  • 02.電気事故防止の打ち合わせ

防護方法・保安設置の確認。

「電線から十分な隔離距離をとる」これがみなさまの安全につながります。

安全のための送電線とクレーンとの離隔距離

電線の近くでクレーン等を使用するときは、安全のため送電線からある程度の距離をとらなければなりません。

この距離のことを離隔距離といい、下の表のように、電圧(ボルト)によって最低限必要な離隔距離(メートル)が決められています。
安全離隔距離 ※1の確保をお願いします。

クレーン等の重機類に限らず、測量や足場組み等の長尺物を取り扱う作業においても、上記同様に離隔距離を確保しなければなりません。

送電線との安全な離隔距離

送電電圧 がいし個数 安全離隔距離 ※1 労働基準局長通達
最小離隔距離 ※2
2~3万ボルト 3~4個 3m 2.0m
7万7千ボルト 5~9個 4m 2.4m
15万4千ボルト 7~21個 5m 4.0m
27万5千ボルト 16~25個 7m 6.4m
50万ボルト 20~41個 11m 10.8m
  • ※1 労働基準局長通達値に目測誤差およびクレーン操作特性を考慮した電力会社推奨の離隔距離
  • ※2 労働基準局長通達 1975年12月17日 基発第759号
送電線近くの作業の際はこちらへご連絡ください