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CROSS TALK

上司・部下対談

関西電力送配電株式会社
系統運用部

K.Yokoi

関西電力送配電株式会社
系統運用部 給電計画グループ
2010年入社

約4カ月にわたる関西電力能力開発センターでの研修を経て本配属されたのは、姫路電力システムセンターの水力変電係。その後、姫路給電制御所での勤務を経て、上司である清水と同じく中央給電指令所に異動。約1週間という短期間ながらも育児休職を取得し、現職である給電計画グループの所属に至る。

H.Shimizu

関西電力送配電株式会社
系統運用部 給電計画グループ リーダー
2006年入社

新人時代は神戸電力所にて、変電設備の保守と点検、工事発注の業務を担当。その後は、中央給電指令所にて電力の需給運用の経験を経て企画で長期需給計画を担当。育休期間を経て、給電計画Gの新制度対応担務のリーダーを務める。

自分の考えに芯を持っているから信頼できる。

横井:第一印象は「話しやすそうだな」と思いました。今でも「子供は元気?」など家庭のことも気遣ってくれて、とても優しくしてもらっています。仕事を抱えている時は「大丈夫?」と気にかけてくれるので、ありがたいですね。

清水:私は産休明けの復帰で、今の担務には横井くんの方が先にいて、まずは業務説明を受けました。その時は教えてもらう立場だったということも含め「しっかりと自分の考えに芯があって、しっかり話をしてくれる人だな」と思いました。上司や先輩にも可愛がられているし、彼の後輩が気軽に質問しに来ることも多いので、みんなに慕われているんだな、という印象です。

横井:「自分の考えに芯がある」というようなことをおっしゃいましたが、清水さんこそ自分の考えをしっかり持っていらっしゃいますよね。上司にも「こう考えているから、こうです」と堂々と主張できて、すごいなと。さらに、家庭と育児も両立されていて、きっと見えないところで努力されているんだなと尊敬します。

電力運用の新しい仕組みをつくっていく。

横井:私たちの仕事は、電力業界を取り巻く新しい環境や制度に対して、何をどう変えていくかといった部分を突き詰めていくことです。新しい運用方法を創り出すので、とにかく一歩ずつ前に進めることや、一つずつ決めていくしかないと思っています。

清水:横井くんの話の通り、挑んでいるのは電力システムの改革が進んでいる、まさに今ですね。電力システム改革に伴い様々な新制度が始まるわけですが、今後はいろいろな市場や仕組みができて、電力の運用ががらりと変わることが予想されています。それに向けて、私たち関西電力が何をすべきか、どの立場にあるべきかといった議論や提案を重ねることに挑んでいます。

横井:当然、私一人で挑んでいる訳ではないので、清水さんの後方支援や周囲との相談や協力があってこそのプロジェクトです。自分の頭で考えながらも、みんなでより良い答えを導き出して、一つずつ乗り越えていくのが最善だと考えています。清水さんに全力で仕事に取り組める環境をつくっていただいているのは、とても助かっていますね。

自分とは違う視点で有益なアドバイスをもらえる。

清水:先ほどお話しした通り、私たちは新しく創設する市場の仕組みや将来の電力系統運用をどうするかという制度設計に取り組んでいて、その提案資料を出す機会が多くあります。自分たちの知識や経験だけだとカバーできない部分も出てくるのですが、横井くんは自分が納得するまで細かい部分まで関係者にしっかり聞いて解決してくれるのでとても頼りになります。私もそこを見習おうと思いました。

横井:自分の担当分を考えているうちに行き詰まってしまったり、自分の視点が狭くなってしまうことがありました。そんな時に相談に乗ってもらうと、清水さんは僕とは違う切り口でアドバイスをくれます。困った時に聞きやすく、ピンチやトラブルになる前に気にかけてくれるので安心感も持てました。自分もチームのメンバーに対して、そのような存在になれるように努めていきたいです。

アットホームでありながらチャレンジングな環境。

横井:自分の力を生かしたい、社会に役立ちたい、といった気持ちを持っている学生は多いですよね。当社は今後変わりつつある電力業界を、今まで通り安定的に電力供給していくミッションを持ちながら、新しく何かを変えていかなければならないという使命も抱いています。私は今、前向きにチャレンジする気持ちで仕事ができているという自負があるので、そういう想いを持っている人と一緒に仕事ができると嬉しいです。

清水:正直なところ、私たちの担務の仕事は将来的な制度設計をしているので、成果がすぐに表れず、なかなか読み取れない部分が多いと思います。でも、高い目標や取り組む価値を持っているので、やりがいは十分あるはずです。そしてそれ以上に、職場の雰囲気や上司部下の関係といった働く環境が良いことを伝えたいですね。アットホームな空気感がありながら、挑んでいけるのはとても恵まれているように感じます。

横井:例えば業務が立て込み、落ち込みそうな時に気遣いをしてもらうことがあり、そういう時は「一緒に仕事をしている」という感覚になります。それが安心感や信頼感につながっていると思うので、一緒に働けて嬉しく思います。ということで、いつもありがとうございます。引き続き、よろしくお願いしますと言いたいですね。

清水:忙しくて大変な仕事に向き合わなければいけない時も多いのですが、そんな時こそグッと成長できるチャンスでもあります。今がまさに忙しさのピークかもしれません。だからこそ、一緒に頑張って乗り切ろうと言いたいです。できれば、ただ乗り切るのではなく、なるべく楽しく、そして健康な状態で良い結果を出したいと思いますね。

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