MIND

先輩社員

K.Shimizu

原子力事業本部

MIND

先輩社員

K.Shimizu

プラントの安全・安定運転を
継続させる。
そのためにスキルアップを測る

関西電力を志望した動機は
何ですか?

私は「やりがいのある大きな仕事」がしたいと思い、さまざまな就職先を検討していました。また、高専で学んだ電気電子工学の知識を活かしていきたいと考えていました。そんな中、見つけたのが関西電力でした。インターンシップに参加してみると、ライフラインの供給はもちろん、多種多様な事業展開や、将来を見据えた長期的な経営戦略があることを知り、この会社は関西だけでなく「今後の日本を支える企業になる」と感じました。関西電力は私が思う「やりがいのある大きな仕事」にピッタリだと思い、入社を志望しました。

現在の仕事内容

大飯発電所の第一発電室にて3交替の当直勤務でプラントの運転管理業務を行っています。私の担当は、主機員として蒸気タービンおよびそれに付属する設備の起動停止操作や、プラントならびに機器に異常がないかを中央制御室や現場で監視・点検することです。
機器操作の際は、司令塔のように制御室から現場の補機員に指示を出します。指示を出すときは現場の弁の配置や配管の形状、機器の特性などを把握していないとうまく指示が出せないので設備に関する深い知識が不可欠です。実務や教育などを通して少しでも多くの知識を身につけ、発電所業務のプロになれるように努めています。

入社後の印象

入社前は原子力に対する知識が少なく、スイッチを押せば自動的に起動して発電するものだと思っていました。しかし実際に仕事をしていく中で、発電をするまでには、さまざまな部署や設備、多くの人々が関わっており、弁の操作ひとつでも間違うと起動せず重大な事故に繋がる恐れのあるものだということがわかりました。そのため、安全作業やヒューマンエラー防止活動に対する意識は非常に強く持って、社員一人ひとりが業務に取り組んでいます。

ココが良い

福利厚生がとても充実しています。社宅や独身寮はきれいに整備されており、レクリエーション施設などもあります。
私のような県外から入社する場合でも安心して働きやすい会社だと思いました。実際に入社してみると九州出身の方が意外と多いことに驚きました。

エピソード

発電所に配属されて間もないころの話です。前の直勤務で薬品注入操作を実施したとの引継ぎがあったので、その装置を重点的に点検していたところ弁のフランジから薬品が漏えいしているのを発見しました。すぐに不具合状況を制御室に報告し、当該箇所を隔離して漏れは停止しました。不具合の早期発見と迅速な処置を評価していただき、表彰までしていただきました。このことは今でも私のモチベーションとなり、巡回点検に対する意識がより強くなる出来事でした。

メッセージ

みなさんにはいろいろなことに挑戦していただきたいです。学生時代にしかできないことはたくさんあります。勉学でも遊びでもよいので、活動の幅を広げることで自分が本当にやりたいこと、自分が得意とするものが見つかると思います。有意義に学生生活を送ってください。みなさんと関西電力でお会いできることを楽しみにしています!

目標&夢

「信頼できる原子力発電所」を実現するため、福島第一発電所事故を教訓に、二度と深刻な事故を起こさず、安全・安定運転を継続できる発電室員になれるようにスキルアップを図っていきたいです。ほかには、電気主任技術者・原子炉主任技術者などの資格取得にも励みたいと思います。

私はアウトドアが好きで、夏はマリンスポーツやゴルフ、冬になると県内外さまざまなスキー場に足を運んでスノーボードをしています。一人でもよく行きますし、仲間とも計画して旅行なども楽しんでいます。三交替勤務で働いているため平日に休みの日が多く、レジャーや観光地などは人が少ないうえに、料金も安いので存分に満喫しています。

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