RAPID計画に対する全米科学アカデミーの評価

POWER FREQUENCY FIELDS

エネルギー政策法の下で終了した商用周波電磁界の調査(1999年)

米国において環境健康科学研究所、健康研究所、エネルギー省の監理・監督のもと、電磁界曝露と健康影響の関係を明らかにするために行われたRAPID計画の研究や予算など計画全体を評価したもの。1999年5月に公表された。

結論

RAPID計画で得られた結果は、以前の全米科学アカデミーの評価(1996年10月)「居住環境における電磁界が有害であることを示す決定的で一貫した証拠は何もない」の内容を変えるものではない。

  • 電気の使用が、確認されていない重要な公衆健康障害を有するという議論は立証できない。
  • 細胞や動物への影響に関する基礎研究は継続すべきである。健康影響に焦点を当てた特別な研究には、これ以上の資金提供の必要はない。
  • 高磁界グループか低磁界グループかを特定できないため、疫学研究には限界がある。

全米科学アカデミー(NAS)のwebサイト

RAPID計画に対する評価(1999年)のwebサイト

電磁界に対する専門機関の評価など 一覧