電磁界に関する疫学研究結果に対する評価

資源エネルギー庁、電磁界影響調査検討会の報告書(H5.12)で述べられている電磁界に関する疫学研究に対する評価

  • 関連性の程度が弱い。(オッズ比は4以下程度)
  • 対象となった症例の数が少なく統計的精度が低い。(95%信頼区間の幅が広い)
  • 大部分の文献では、交絡因子が十分排除されていない。
  • 他の研究との一貫性が見られない。(同様の研究で結果が異なる)
  • 個人毎の磁界暴露量が正確に把握できていない。
  • 生物学的論理性から裏付けがされていない。

以上の点から、現時点では、疫学研究結果を基に居住環境の磁界強度と

人の健康との関連性を明確にすることは難しいとされています。

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