疫学研究における因果関係の判断基準

5つの判断基準

関連の密接性
関連が強いほど因果関係がある。曝露が多いほど疾病の発生率が高い。
関連の普遍性
特定の集団で認められた現象が、他の集団でも認められること。
関連の特異性
疾病があれば曝露があり、曝露があれば予測される率でその疾病が発生すること。
関連の時間性
曝露が発病よりも前にあったことが証明されること。
関連の論理性
曝露と疾病との関連が、生物学的論理性からも説明できること。

資源エネルギー庁「電磁界影響に関する調査・検討報告書」において以下のような指標が示されています。

相対危険(オッズ比)

疫学調査において、関連の強さを示す一つの指標

相対危険比

95%信頼区間

疫学調査の精度を評価する目安

  • 下限値が1を下回ると,関連性が有意でない。
  • 信頼区間の幅が広い程、推定値の精度は低い。
不限値

調査研究 一覧