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ふるさと再発見

遠敷川流域を訪ねて(小浜市)

 平成27年度に創設された「日本遺産」の第1弾(全国から18件)として、「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群~御食国(みけつくに)若狭と鯖街道~」(小浜市、若狭町)が、今年4月、文化庁から認定されました。若狭は、古代から、海産物や塩など豊富な食材を都に送り、朝廷の食を支えた「御食国」の一つでした。昭和になって、若狭と京都とをつなぐ街道群は、「鯖街道」と呼ばれるようになり、その中で、最も古い鯖街道とされる遠敷(おにゅう)川沿いの道「根来(ねごり)道(針畑越(はりはたご)え)」は、小浜周辺から京都に向かう最短ルート。遠敷川の流域には、旧街道の面影を残す町並みや由緒ある古社寺、美しい山村集落などが展開します。

取材協力・小浜市産業部商工観光課

若狭歴史博物館

若狭歴史博物館
「若狭と都を結ぶ道」の紹介
▲「若狭と都を結ぶ道」の紹介

「若狭のみほとけ」展示室
▲「若狭のみほとけ」展示室

1 昨年7月にグレードアップしてリニューアルオープンした福井県立若狭歴史博物館。若狭の豊かな文化遺産を保存公開しています。日本遺産認定記念展「御食国とサバ街道」を開催中(2015年9月23日まで)。

萬徳寺

萬徳寺

萬徳寺

2 秋はモミジ、春はツツジが萬徳寺の枯山水庭園(国指定名勝)を彩ります。戦国時代には、若狭で唯一の駆込寺となった古刹。縁側に座って庭園を眺めると、心が洗われる思いがします。

若狭国分寺

釈迦堂(金堂跡)
▲釈迦堂(金堂跡)

塔跡
▲塔跡

3 現在、釈迦堂が建っているところが、古代、若狭国分寺の金堂(こんどう)跡。その南東側に塔跡があります。この近辺(遠敷・松永地域)は、古代若狭の政治の中心地でした。

若狭神宮寺

若狭神宮寺
閼伽井戸
▲閼伽井戸

本堂
▲本堂

4 毎年3月2日、奈良東大寺二月堂に香水(こうずい)を送る「お水送り」神事が、若狭神宮寺と鵜の瀬(うのせ)で行われます。苔の緑が濃い境内には、室町末期に再建された本堂、清水が湧き出る閼伽(あか)井戸、茶室などがあります。

鵜の瀬

鵜の瀬

鵜の瀬

5 お水送りで奈良への送水神事が行われる鵜の瀬。名水百選に選ばれ、給水所が設置されています。

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