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ふるさと再発見


右側の主家は寛政9年(1797)の建築
高野川沿いの閑静な客室 7若狭街道沿いの茶屋として、京都・山端(やまばな)で天正4年(1576)創業の平八茶屋(へいはちちゃや)。江戸中期以降は旅籠(はたご)となり、小浜藩主・酒井氏道中の際には脇本陣を務めました。創業時からの名物・麦飯とろろを代々受け継ぎ、若狭懐石(グジ料理)で知られる老舗料亭です。20代目の当主・園部平八さんは、「若狭から運ばれた一塩の魚が、都で一番早く届くところとして、当時の通人たちがうちの床几(しょうぎ)に陣取って待ち受けたといいます。一塩するのは保存のためですが、水気の多いグジ(甘鯛)や鯖は、身が締まり、うまみが増します。若狭から届くまでの一昼夜という時間が、ちょうどいいあんばいだったんです」と話されています。
大原口の道標 出町桝形商店街
8若狭街道の京都における出入り口に当たる大原口。幕末に建てられた道標には、祇園や金閣寺など都名所の方角と距離が刻まれています。その北側の出町桝形(でまちますがた)商店街近辺は、若狭から運ばれた魚介類の市場が立った所と伝えられています。
若狭ものを扱う店 西の鯖街道アンテナショップ
9「京の台所」と呼ばれる錦市場。全長390mのアーケード街に126店舗(うち30が魚・塩干物の店)が並んでいます。高浜町、おおい町と京都府の美山町、京北(けいほく)町の団体などで組織する「西の鯖街道協議会」では、特産品を持ち寄り、毎月3日間、アンテナショップを開店しています。
京見峠茶屋 10明治37年(1904)に高雄経由の国道162号線が整備されるまで、周山街道のメインルートだった京見峠(きょうみとうげ)越えの道。峠の茶屋は約400年前の建築です。
茶屋の女将さんから街道の歴史について伺いました。
茶屋の女将さんから街道の歴史について伺いました。
北山杉の磨き丸太 北山杉の里 栗尾峠(標高421m)から周山方向の展望
12栗尾峠(標高421m)から周山方向の展望
11北山杉の里と呼ばれる京都市の北西部。
周山街道沿いに杉の美林が続きます。

平成22年度モニター平山和彦さん
平成22年度モニター
平山和彦さん
〈敦賀市〉

取材に同行して

 いくつもの鯖街道がある
 鯖街道は1本だけだと思っていたのですが、今回、若狭と京都を結ぶいくつもの鯖街道があることを知りました。嶺南と京都の話し言葉が似ているのは、古くから行き来が盛んだったからなんでしょうね。
 今、各地に道の駅が設けられています。そうした場所には昔も市場などがあって、人と物が集まり、にぎわっていたのではないでしょうか。道と市場は、いつの時代も重要な役割を担ってきたのだと思います。

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