事業所・関連施設

高浜発電所だより

高浜発電所だより 第116号 2016年9月

 みなさまには、日頃より発電所の運営にご理解・ご支援をいただきありがとうございます。
 この度、高浜1・2号機は60年までの運転に向けた安全性向上対策工事の計画を取りまとめ、実施することとしました。
 工事は安全を最優先に当社が責任をもって進めてまいります。
 また、高浜1・2号機の40年以降の運転の必要性ならびに安全性について、今後もみなさまにご理解いただけるよう丁寧な説明に努めてまいります。

高浜1・2号機の60年までの運転に向けた安全性向上対策工事の計画について

 高浜1・2号機では、これまで予防保全対策として、蒸気発生器の取替えをはじめ、各種設備の更新や改善を積極的に実施するとともに、定期検査において設備の点検・保守を確実に実施し、発電所の安全性と信頼性の向上に努めてまいりました。
 福島第一原子力発電所事故以降、更なる安全性向上対策を計画し、原子力規制委員会より運転期間延長に係る許認可をいただいたことから、60年までの運転に向けた安全性向上対策工事の計画を取りまとめ、9月8日、福井県および高浜町へ報告しました。
 当社は、今回取りまとめた工事計画について、安全を最優先に進めてまいります。

高浜1・2号機の主要な安全性向上対策工事の工程

高浜1・2号機の燃料取替用水タンクの取替工事を開始しました

 9月10日、13日、高浜1・2号機安全性向上対策工事の先頭をきって、燃料取替用水タンクの取替えに伴う既存タンクの撤去・移設を行いました。
 これは、重大事故時に炉心冷却用の水として使用するための貯水タンクで、今回、耐震に余裕を持たせるため、タンクの厚みをより厚くしたタンクに取替えを実施するとともに、基礎コンクリートの補強や直径を太くした基礎ボルトへの取替えを行うものです。

高浜1・2号機の燃料取替用水タンクの取替工事 図

燃料取替用水タンクの吊り上げの様子
燃料取替用水タンクの吊り上げ(上)と
移送の様子(右)
※全ての作業は発電所の構内にて実施

燃料取替用水タンクの移送の様子

高浜発電所 原子力防災訓練を実施しました

 8月27日、福井県・京都府・滋賀県の3府県と国・関西広域連合は、高浜発電所の過酷事故を想定した原子力防災訓練を実施しました。
 今回、発電所では、全交流電源喪失など複数のユニットで同時に事故が発生することを想定して、シナリオを提示せずに実施する事故制圧に係る訓練を行いました。
 さらに、避難退域時検査(スクリーニング)など広域避難を支援するため、要員派遣や関係機関との連携等、緊急時における総合的な訓練を行いました。
 今後も訓練を重ね、重大事故や自然災害が発生した場合に備えてまいります。そして一つひとつの訓練を検証し、より実効性のある原子力防災体制の構築に向け、一層の充実を図ってまいります。

避難退域時検査(スクリーニング)訓練
避難退域時検査(スクリーニング)訓練

送水車訓練
送水車訓練

可搬式代替低圧注水ポンプ訓練
可搬式代替低圧注水ポンプ訓練

発電所緊急時対策本部の様子
発電所緊急時対策本部の様子

~安全最優先の決意を新たに~「安全の誓い」の日

 8月9日、当社は平成16年に発生させた美浜3号機事故の反省と教訓を決して風化させることがないよう「安全の誓い」の取組みを行いました。当日は、全所員が「安全の誓い」の碑文の唱和と、事故発生時刻に黙祷を捧げ、安全最優先の決意を新たにしました。
 私たち一人ひとりが、事故の反省と教訓をしっかりと胸に刻み、全ての事業活動において、安全を最優先に、業務を確実に遂行してまいります。

職場毎に「安全の誓い」の碑文の唱和
職場毎に「安全の誓い」の碑文の唱和

全所員で一斉に黙祷
全所員で一斉に黙祷

今年も大盛況!「来てミナーレ内浦2016」開催

 8月20日、ヒロセオートキャンプ場にて「来てミナーレ内浦2016」が開催されました。
 当日は天候にも恵まれ、釣りぼり天国や木工&竹細工コーナーなど、色々な催しが行われました。
 当社からは、スーパーボール・手作りうちわの工作教室やバルーンアートのブースを出展し、たくさんの方に楽しんでいただきました。

体験コーナーの様子

体験コーナーの様子

体験コーナーの様子
発電所の若手社員が講師に!学習指導を行いました!
熱心に講師に質問する様子
熱心に講師に質問する様子

 7月28日、29日、瑞祥苑において原子力平和利用協議会高浜支部主催の「サマースクールinたかはま」が開催されました。
 当日は、発電所から若手社員8名を講師として派遣し、高浜・内浦中学校の3年生54名に数学・理科の問題の解き方や受験に向けた勉強方法のアドバイスなどを行いました。
 参加した生徒からは、「わからない問題が解けるようになった」、「わかり易く教えてもらえて良かった」などの嬉しい感想をいただきました。

所員紹介コーナー
第二発電室(当直)小笠原 克(おがさわら まさる)平成28年入社

【自己紹介】
 はじめまして!第二発電室、入社一年目の小笠原です。
現在は運転員としての実習中で、発電所の一員として一日も早く貢献できるよう、上司や先輩から助言を受けながら日々業務に励んでいます。
【地域イベントへ参加して】
 サマースクールの講師や9月10日に開催された若狭路ハッピースマイル運動会に参加して、幅広い年齢層の地域の方とふれあうことで、私自身、非常に楽しい時間を過ごすことができました。 サマースクールでは、日頃話す機会のない生徒さんと一緒に勉強することができ、運動会では、参加した他のチームの皆さんとともに心地よい汗をかくことができました。 地域行事への参加は地域の方との良い信頼関係を築くために不可欠だと思います。今後も地域イベントへ積極的に参加したいと思いますので、よろしくお願いします。

高浜1・2号機の運転期間延長についてのQ&A

Q.高浜1・2号機は60年までの運転を目指しているが、安全面はどうなっているの?

A

設備の取替えや、健全性の評価、点検などにより安全性を確認しています。
 高浜1・2号機では、これまでも、

  • ①計画的な機器の取替えや補修
  • ②設備の健全性について技術評価を行う30年目以降の高経年化技術評価の実施
  • ③取替えが難しい原子炉容器やコンクリート構造物などに対して、40年目を迎えるまでに行う特別点検の実施

など、長期運転に向けた適切な保守管理を実施しています。
 今後も最新の規制要求を踏まえた設備の更新・改造を実施していきます。

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