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自然の恵みと厳しさ 数字が実証する黒部川の素顔 雄大な北アルプス連峰から富山湾まで一気に流れ下る黒部川。 豊富な水量をたたえた清流は豪壮な渓谷を刻み、運ばれた土は日本を代表する 扇状地を形成し、豊かな穀倉地帯として流域の人々の暮らしを潤してきました。 しかし、ひとたび豪雨となると手のつけられない暴れ川と化し、大きな災害を 引き起こしてきました。
上流部に約7,000箇所の崩壊地が存在する黒部川では、降雨や融雪により大量の土砂が流出します。 その量は、年間約140万m3と国内トップにランクされ、10tトラックに換算すると22万台分に相当し、東京ドーム(約124万m3)にも入りきらない量になります。
祖母谷の大崩壊
小黒部谷の崩壊地
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