暮らしを支える電柱、これからは?

ここまでは電柱と電気の関係を主に見てきたけど、最後に、関西に約280万本もある電柱が電気を流す以外にどのように活用されているのか、そして、これから先の電柱のすがたについて学ぼう!

■事件や事故を防ぐために!

電柱の中には、街灯や防犯カメラがついているものもあって、歩行者や地域の安全を守る役割もあるんだ。こうした機能をつけることで、街の安心や安全を向上させているんだね。

■関西電力の新たな取り組み

関西電力でも電柱を使って街の安全性を高める取り組みをしているんだ。たとえば「かんでん見守り隊 OTTADE!(オッタデ)」というサービスの社会実験を大阪府四條畷市(しじょうなわてし)でおこなっているんだ。子どもが持っているホイッスル型の発信器から出た電波を、電柱・学校・車などに取り付けられている基地局が受信し、子どもがどのあたりにいるかリアルタイムに分かるシステムなんだよ。まだ、実験段階(だんかい)なんだけど、早く本格的にサービスを開始できるよう頑張(がんば)っているよ。

「見守りサービス」について、詳しくはこちら!

また、「Dentune(デンチューン)!! –電柱の新たな未来–」という、電柱を使って人々の生活に役立てるようなアイディアを募集(ぼしゅう)するコンテストを関西電力では開催(かいさい)したこともあるんだ。このようにして、みなさんのアイデアもいただきながら、街にたくさんある電柱の新たな活用方法について考えていこうとしているんだ。

「Dentune(デンチューン)!! 」について、詳しくはこちら!

ここで考えられたサービスは、実際に事業として取り組みがはじめられているものもあるんだ。例えば、全国で初めての取り組みとなる、電柱を宅配(たくはい)ロッカーの設置箇所(せっちかしょ)として活用することを目指した実証実験を京都府でおこなっているよ。 電柱をつかった新たな取り組みから今後も目が離(はな)せないね。

「全国初の電柱吊(つり)宅配ロッカーサービス」について、詳しくはこちら!

このように、電柱には電気を送るだけではない、暮(く)らしに役立つさまざまな使い道も検討(けんとう)されているんだ。

関西電力からのお願い

最後に、もし次のようなことを見かけたら周りの大人に伝えて、関西電力送配電のコンタクトセンター(0800-777-3081)へ電話をしてもらおう!もちろん電柱番号も忘(わす)れずにね!

(1) 風船や物が引っかかった
電柱や電線に物が引っかかってしまったら、自分で取ろうとしないでね。
(2) 電線が切れてたれ下がっている
電線が切れているのを見たら、絶対にさわらないようにしよう。感電してしまうかもしれないよ。

■カラスの巣で停電!?

春になるとカラスが繁殖期(はんしょくき)に、電柱の上に巣を作ることがあるんだ。頭のいいカラスは、木の枝だけではなく、普段(ふだん)私(わたし)たちが使う金属製のハンガー等もどこからか集めてきて、巣を作るんだよ。カラスが集めた金属製のハンガーが、電線に触(ふ)れることにより停電になることもあるんだ。そのため、巣を作れないようにする器具を置いたり、巣が作られていないか見回りをおこなっているよ。 みんなも見かけたら、ちかくの関西電力に電話してね。

(2018年12月時点の内容です)

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