環境レポート2016

地域との調和

当社では、地域の皆さんとも協力して、地域環境と当社事業との調和のための活動などに取り組んでいます。

電力施設の環境調和

電力施設の建設・維持にあたっては、都市計画、地域開発計画との協調はもちろん、街並み、自然環境などにとけこんだ施設デザインをこころがけ、景観の保全と環境との調和を図っています。

周辺環境と調和した発電設備

煙突をタワー化(南港発電所)
煙突をタワー化(南港発電所)

周辺の自然環境との調和を図る色彩(堺港発電所)の写真
周辺の自然環境との調和を図る色彩
(堺港発電所)

当社は、発電所の建設において、周辺環境との調和に努めています。特に、当社管内の海岸線延長の約75%が国立・国定および県立自然公園に指定されており、これら公園区域内に発電所を設置せざるを得ない場合が多いため、建設の際には、周辺の景観要素を調査し、専門家の指導などを受けて、その時点において最も効果的な対策を講じています。
 南港発電所の場合、「都市型火力発電所にふさわしい景観を備えた煙突形状を」ということで、日本で初めて煙突をモニュメント的なコンクリート構造としてタワー化しています。
 また、堺港発電所の設備更新工事では、主要設備の色彩を、周辺の自然環境と調和させるため、発電所敷地内や浜寺公園の松林をデザインモチーフとし当地の風景を継承させる景観コンセプトとしています。

景観に配慮した架空送電設備

自然にとけ込む環境配慮型鉄塔
自然にとけ込む環境配慮型鉄塔

上記の自然公園、名勝地など社会的に価値のある景観のほか、皆さまがお住まいの地域における美しい景観への影響を出来るだけ小さくするため、可能な限り調和のとれた設備の形成によって、景観の保全と周辺環境への調和を図っています。特に自然公園法、自然環境保全法などの諸法令に定められた指定区域においては、自然景観、植生、貴重な動植物、および地域社会などとの調和を図るために、生活環境に対する配慮や、文化財・歴史的風土の保全、土地の用途に対する配慮、各種地域開発計画などに関するデータを収集するとともに、必要に応じて詳細な環境影響調査を実施し、行政や地域の皆さまのご理解を得ながら設備の建設・維持を図っています。
 具体的な事例としては、設備の周辺が自然公園や風致地区である場合などは、必要に応じて鉄塔を暗褐色などに低明度化したり、低反射電線を採用するなどの環境調和対策を実施しています。

街並みに合わせた配電地中化

電柱や電線の地中化は、現在、道路管理者(国土交通省・各地方自治体)が主体となって事業を計画・推進しており、電柱・電線を設置している当社はその事業に積極的に協力しています。また、電柱や電線の地中化を整備するにあたっては、地域の皆さまのご理解とご協力を賜りながら進めています。
 地中化は事業の公共性などを鑑み、人の集まる中心市街地や歴史的街並みを保存すべき地区、大規模災害時に避難・救助路となる緊急輸送道路などを優先に、整備を進めていくこととなっています。

配電地中化事例1
配電の地中化事例

配電地中化事例2

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