環境レポート2016

原子力発電のCO2排出抑制効果

原子力発電は、石炭・石油・天然ガスなどの化石燃料を使用する火力発電とは異なり、発電時にCO2を排出しないため、CO2排出抑制に大きく貢献する発電方法です。東日本大震災以降、原子力発電の利用率の大幅な低下に伴う火力発電量の増加により、CO2排出量が著しく増加しています。その量は年間数千万トンにも及び、原子力発電の停止による影響は、極めて大きいものとなっています。安全確保を大前提とした原子力発電は、今後もエネルギーセキュリティの確保や経済性に加えて、地球温暖化防止という環境問題への対応の観点から、非常に重要な電源であると考えています。

原子力発電の利用率とCO2排出量の推移

原子力発電の利用率とCO2排出量の推移

(注1)CO2排出量はCO2クレジット等反映前の値です。

(注2)電力量は当社需要に対する電力量(発電端)です。

電源別のライフサイクルCO2排出量

原子力発電は、再生可能エネルギー(バイオマスは除く)と同様に発電時にCO2を排出しません。

電源別のライフサイクルCO2排出量

※原子力については、現在計画中の使用済み燃料国内再処理・プルサーマル利用(1回リサイクルを前提)・高レベル放射性廃棄物処分等を含めて算出したBWR(0.019kg-CO2/kWh)とPWR(0.021kg-CO2/kWh)の結果を設備容量に基づき平均。
出典:電力中央研究所報告(2010年)

安全を最優先とした原子力発電の運転

原子力発電は、発電時にCO2を排出しないことから、地球温暖化防止対策として重要な電源です。
 当社は、立地地域のみなさまのご理解のもと、安全の確認されたプラントの速やかな再稼働に向けて、原子力規制委員会の審査への適切な対応をおこなうとともに、規制の枠組みにとどまらない安全対策を自主的かつ継続的に推進していきます。
「あくなき安全性の追求  新規制基準の適応状況」はこちらをご覧ください。

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