環境レポート2017

PCB廃棄物の処理

PCBは絶縁性、不燃性などの特性を有し、化学的に安定していることから、1954年に国内で生産され、変圧器、コンデンサといった電気機器をはじめ、幅広い用途で使用されてきました。しかし、その毒性が社会問題化した結果、製造が中止され、PCBを使用した機器等の保管事業者には「PCB特別措置法」により、適正な保管および2027年3月末までの処理が義務付けられています。
 当社は、PCB特別措置法など関連法令を遵守しながら、保有するPCB廃棄物の特性に応じ、安全・確実に全量処理をめざした取組みを進めています。低濃度PCB廃棄物のうち、柱上変圧器については「柱上変圧器資源リサイクルセンター」を設置し、絶縁油とケースの無害化処理をおこない、資源として再利用してきました。その結果、2015年7月末には、これまで保管してきた絶縁油および柱上変圧器ケースの処理が完了しました。その他の低濃度PCB廃棄物については、グループ会社の技術力などを活用し、効率的に処理を進めています。また、PCBを絶縁油として使用した高濃度PCB廃棄物については、国の基本計画に基づき中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)に処理を委託しています。

※PCB:Polychlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル)の略称のこと。電気絶縁性が高いといった特徴があり、変圧器用の絶縁油などに使われていた。生態系への影響があることから、製造・使用などが原則禁止になった。

「かんでんエンジニアリングの取組み(国内初となる微量PCB廃電気機器の無害化処理認定を取得)」はこちらをご覧下さい。

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