学ぼう!地球とエネルギー~守ろうこの惑星(ほし)と生命(いのち)~

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5.エネルギーは地球と生命のおくりもの

エネルギーができるまで

いまわたしたちが使っているエネルギーは、石油、天然ガス、石炭、ウランなどのエネルギーです。こうしたエネルギーのもとは地球の中で長い時間がかかってつくられてきました。
石油や天然ガスは、海の底に積み重なったプランクトンなどの死がいが、バクテリアや地球の熱の働きで変化したものといわれています。石炭は、湿地帯(しっちたい)の大木がたおれて土砂(どしゃ)が積もり、地球の熱や土砂の圧力で何万年もの間に変化したものです。このように動物や植物からできたエネルギーのもとを化石燃料といいます。ウランは、地球が誕生(たんじょう)したころに衝突(しょうとつ)してきた、小さな惑星(わくせい)の中にふくまれていました。それが地球の深い場所で何億年もかかってウラン鉱石になったのです。どのエネルギーのもとも、うまっている量に限りがあり、使いつづけるといつかはなくなってしまいます。

  • 約数億年前
  • 長い年月の間に
  • 約1億年前
  • 現在
  • 約数億年前海の底にプランクトンなどの生物の死がいが積もった。
  • 長い年月の間に砂(すな)やドロが積み重なり、地中深くうもれていった。
  • 約1億年前地中のバクテリアや地下の熱の働きで石油に変化した。
  • 現在地下数百から数千メートルの場所に水、石油、ガスと重い順にたまっている。

クイズ!

石油はあと何年くらい使えるの?
次の3つのこたえからひとつを選んでください。

  • ①約10年
  • ②約50年
  • ③約80年

こたえ

こたえ

②約50年

石油はとても使いやすく、使いみちも多いエネルギーのもとです。おもな産地は中東地いきで、日本は石油のほとんどを輸入にたよっています。もともと石油はプランクトンなどの死がいが長い間に変化したもので、地球上にいくらでもあるわけではありません。わたしたちがいまと同じように使っていくと、あと50年くらいでなくなってしまうと考えられています。

世界のエネルギー資源確認埋蔵量 石油※1(2013年末) 53年 1兆6,879億バーレル 天然ガス※1(2013年末) 55年 186兆m2 石炭※1(2013年末) 113年 8,915億トン ウラン※2(2013年1月) 99年 590万トン (注)可採年数=確認可採埋蔵量/年間生産量 ウランの確認可採埋蔵量は費用130ドル/kgU未満 出典:(※1)BP総計2014 (※2)OECD・IAEA「Uranium 2014」

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