プレスリリース

2007年8月23日
関西電力株式会社

地域と連携した「住宅における省エネルギー推進事業」の実施について

 当社は、この度、貝塚市、長岡京市、野洲市と連携して、地域における省エネルギーを計画的、効果的に推進するために「住宅における省エネルギー推進事業」を行うことといたしました。


 本事業は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「平成 19年度エネルギー供給事業者主導型総合省エネルギー連携推進事業」として補助を受け、自治体や地域の皆さまと一体となって省エネルギーに取り組んでいくもので、昨年の堺市(南区)、宝塚市、奈良市、一昨年の池田市との連携に引き続き、本年度も実施いたします。


 具体的には、省エネルギー推進策として、CO冷媒ヒートポンプ給湯機「エコキュート」およびエネルギー消費状況表示装置「省エネナビ」を組み合わせたシステムの導入を当該地域のお客さまに推奨し、設置費用の一部を補助させていただきます。また、機器を設置いただいたお客さまには、3年間にわたり省エネルギー効果測定調査等にご協力いただき、分析結果をご提供し、省エネルギー意識の向上にお役立ていただきたいと考えております。さらに、事業の実施結果を、自治体と協力しながらその地域のお客さまにお知らせするとともに、広く一般にも公表することで、省エネルギーに対する理解促進を図ってまいります。


 省エネルギー給湯機「エコキュート」の設置により、当社では、ご家庭1軒あたり約1割のエネルギー削減が図れると試算しております。また、「省エネナビ」の設置により、リアルタイムで電気のご使用状況をご確認いただけることから、お客さまの省エネルギー意識の向上ならびに省エネルギー活動の実践にお役に立つものと考えております。


 今後とも、当社は、高効率機器の開発や、エネルギー利用についてのコンサルティングなどを通じ、省エネルギーの推進に努め、地球環境保全の一翼を担ってまいりたいと考えております。

以  上

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