プレスリリース

2005年6月30日
関西電力株式会社

当社系統電力における「エコリーフ環境ラベル」認証の更新について

 このたび当社は、当社の製品である「系統電力」に関し、経済産業省所管の社団法人産業環境管理協会(JEMAI)(※1)が推進する「エコリーフ環境ラベル」の認証を更新しました。

 「エコリーフ環境ラベル」は、環境に関する国際規格であるISO14040シリーズに基づくLCA (ライフサイクルアセスメント) 手法(※2)により算出した製品の定量的な環境負荷データを、第三者認証による環境ラベルとして積極的に開示していくことを目的に、JEMAIが推進しているものです。当社は、一昨年、エネルギーサービス分野で初めて「エコリーフ環境ラベル」認証を取得しておりますが、このたび2004年度の実績データについて承認いただき、昨年に引き続き認証を更新したものです。

 今回、認証を受けた主な環境データの内、発電に伴う電気使用量1kWhあたりのCO排出量は2004年度実績値で0.356kg-CO/kWh、2000年度から2004年度の5ヵ年平均値では0.284kg-CO/kWhとなっております。当社は今後も引き続きCO排出量の削減に取り組んでいくとともに、こうした環境情報の開示を通じて、お客さまの信頼に応えてまいります。

 なお、当社系統電力の環境情報を表示した「エコリーフ環境ラベル」は、本日より当社ホームページ(http://www.kepco.co.jp)で公開するとともに、JEMAIホームページ(http://www.jemai.or.jp)でも公開される予定です。当社は、今後もこうした環境情報の開示を通じて、お客さまの信頼に応えてまいります。

【認証を受けた主な環境データ】

(※1) 社団法人産業環境管理協会(JEMAI)
昭和37年に発足した環境管理に関する諸活動を行う公益法人。地球温暖化対策に関する調査・研究、「ISO14000シリーズ」の普及・推進、LCAの調査研究等に取り組んでいる。
(※2) ISO14040シリーズに基づくLCA (ライフサイクルアセスメント)手法
製品やサービスなどにかかわる原料の調達から製造、流通、使用、廃棄・リサイクルに至るライフサイクル全体を通じた環境に与える負荷を定量的に評価する手法である。

以 上

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