プレスリリース

2004年11月19日

電気使用量計量装置の一部乗率設定誤りに伴う電気料金誤請求に係る調査結果について

 当社は、一部のお客さまについて、電気使用量計量装置(計量器、変成器、変流器)の乗率設定を誤り、電気料金を誤ってご請求していたことが判明したため、本年2月より、現在契約中の高圧のお客さま(一部低圧のお客さま)の全数調査を行ってまいりました。(8月24日発表済み)

*乗率: 工場、事務所など比較的規模の大きいお客さまは、高電圧、大電流で電気を受電されているため、直接計量することが出来ないことから、計器用変成器もしくは計器用変流器を用いて、電圧・電流を小さく変換し、電気使用量を計量させていただいています。そのため、実際にお客さまがご使用になった電気使用量を算定する際は、計量器の指示値に、電圧比および電流比を各々乗じる必要があり、この乗じる値を乗率と言います。

 約12万件のお客さまを個別に訪問し、電気使用量計量装置の取付状況を確認してまいりましたが、調査がほぼ終了し、その結果、前回発表時(8月24日発表、誤請求判明件数32件)以降新たに7件のお客さまに電気料金を誤って請求(いずれも過少請求)していたことが判明しました。

 誤ってご請求していたお客さまには、現在、誠意を持ってご説明し、ご理解いただけるよう努めております。

 ご迷惑をおかけしましたお客さまに改めてお詫び申し上げるとともに、今後、このようなご迷惑をおかけしないよう、計量装置乗率の整合をチェックする機能の強化等、すでに実施している再発防止策の徹底に努めてまいります。

以  上

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