プレスリリース

2004年3月26日

「関西電力グループ経営ビジョン」および「平成16年度経営計画」の策定について

 当社は、経営環境が大きく変わりつつある今日を第二の創業期と位置づけ、変わらぬ使命をグループ全体で共有して、21世紀における「目指すべき姿」を見定め、その実現に向けた歩みを確かなものにするために、「関西電力グループ経営ビジョン」(以下「経営ビジョン」)を策定しました。
 また、この「経営ビジョン」実現への第一歩として、自由化の進展など現下の厳しい経営環境を踏まえたうえで、将来を見通した戦略を積極的に展開していくため、当社グループとしての経営の基本的方向性や具体的なアクションプランを定めた「平成16年度経営計画」を策定しました。

 当社は、平成12年に「中期経営方針」を策定し、サービスの一層の向上と徹底した効率化に取り組んでいるところですが、今後、自由化範囲拡大をはじめとする激動の時期を迎えるにあたり、グループ全体が持続的に成長していくためには、長期的な経営環境の変化に対応し、軸となる企業像とそれを実現するための戦略を再構築することが不可欠と考え、2020年頃の経営環境を見据えた「経営ビジョン」を策定しました。ここでは、目指すべき企業像を「お客さま満足No.1企業」として明確化し、そのうえで、「お客さまの喜びのために私の最善をつくします」という行動指針を掲げ、「変わらぬ使命のために変わり続けていく」決意を示しています。

 一方、「経営ビジョン」実現のための実施計画である「平成16年度経営計画」では、社会とともに発展を続けていくという観点から、CSR(Corporate Social Responsibility)を事業活動全般にわたって実践するために、原子力事業における品質保証活動の実践・定着、CSR推進体制の確立やCSRレポートの公表等、具体的な取り組みを明記しました。また、グループ一体となってさらなるお客さま価値の創造を図り、品質確保との両立を基本とした競争力の強化に取り組むとともに、持続的な競争優位に向けた基盤の確立等に引き続き力を入れていくことも示しています。

 当社グループは、「関西電力グループ経営ビジョン」および「平成16年度経営計画」を通じて、お客さま本位の精神をさらに徹底し、事業活動全般にわたって自らを変革し続けてまいります。

以 上

<詳細資料>
「関西電力グループ経営ビジョン」

<参考資料>


プレスリリース