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運転状況

放射線連続測定機器を備えた野外測定設備を「モニタポスト」、また、モニタポストの機能に加えて、空気中のほこりやちりなどを集じんして放射能量を測定する機器などを備えた野外測定設備を「モニタステーション」といいます。
原子力発電所では、周辺環境の安全を確かめるため、モニタステーションおよびモニタポストを施設周辺に設置し、環境中の放射線の量を連続して測定しています。
モニタステーションおよびモニタポストで測定した空間線量率は、発電所の中央制御室で常時監視するとともに、国や福井県などへ即時伝送されています。

環境モニタリングデータ

環境モニタリングのデータについて

測定対象とする単位時間あたりの放射線の量を「空間線量率」といい、単位はnGy/h(ナノグレイ/時)で表します。

関西電力が設置しているモニタステーションおよびモニタポストで測定される空間線量率の範囲は、おおよそ20~170nGy/hであり、そのほとんどが大地や大気からの自然放射線によるものです。また、空間線量率は測定場所によって違いがあり、同じ場所であっても気象状況などによって変動します。

環境中の空間線量率は常に変動しています。たとえば、雨が降ると大気中に含まれる天然の放射性物質が雨滴とともに地表に降下するために上昇します。また、雪が積もると大地からの放射線が遮られるために低下します。

環境モニタリングのデータについて
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