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Insight[第98号]長洲南海男が解く「エネルギー環境教育」

                     2006年2月15日・第98号
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 時代を解くキーワード・Insight   http://www.kepco.co.jp/insight/
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■Contents―――――――――――――――――――――――――――――
 □Insight 098「シリーズ・環境の世紀」
  「明日の地球へ、エネルギー環境教育の課題は何か」
      長洲 南海男・日本エネルギー環境教育学会会長;筑波大学教授
   ……環境問題は、英語では「Environment Problem & Issues」と称されて
     いる。Problem、問題ならば正解を得られる。つまり解決できる。
     しかしその場で正解を得られないものがある。現状では正解を得
     られないが、将来新たな知見や原理などが新しく発見され解決さ
     れるかもしれないものは、「Issues(イシューズ)」として、峻別
     する必要がある……(本文より)
 □Close up エナジー
  「ようこそ先生! 関西電力がエネルギーの出前教室」
 □News Clip 関西電力
  「関西電力グループ、第3四半期業績」
  「2007年度採用計画、今春の1.4倍増」
  「小型・軽量・高効率のチラー、開発」
  「ヒートポンプ式蒸気・温水製造装置、開発」
 □Salon 読書室「『エネルギー環境教育』を読み解く11冊」 ほか
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■Insight 098「シリーズ・環境の世紀」******************************

「明日の地球へ、エネルギー環境教育の課題は何か」
     長洲 南海男・日本エネルギー環境教育学会会長;筑波大学教授


学校教育を巡る明治以来の神話が崩壊している。
例えば、学校で学んだ知識「学校知」は社会成功の基である、と言われたが、
コンピュータを含めた最近のITなどについて我々世代は学校では学ばなかった
し、これら学校で学ばなかった知識や技能を用いて社会で成功する人は大勢い
る。従来学校で学べるのは「唯一正解」を得られる知識であり、だからこそ学
校の先生は教えることができた。しかし今、現実社会を見ると、先生にわから
ないことはたくさんある。身近な食品1つとっても、原材料全て言い当てるこ
とは難しいし、製造工程も分業化され、つくっている人もわからなかったりす
る。

かつては真理追究の科学、モノづくりの技術というように科学と技術は分かれ
ていたが、今はクローンにしろ遺伝子組み換えにしろ、どこまでが科学でどこ
からが技術か、それぞれの境界は不確かである。またこれらは新聞の一面記事
になり、密接に社会あるいは倫理と関わっている事実や現象が多い。いわば、
現実社会に唯一正解はあり得ず、絶えざる未知との遭遇の連続になる。

環境問題は、英語では「Environment Problem & Issues」と称されている。Problem、
問題ならば正解を得られる。つまり解決できる。しかしその場で正解を得られ
ないものがある。現状では正解を得られないが、将来新たな知見や原理などが
新しく発見され解決されるかもしれないものは、「Issues(イシューズ)」とし
て、峻別する必要がある。地球温暖化も、CO2との因果関係がわからなかった
時代はIssuesだったが、今は解明され、科学的には問題解決できたが、国際政
治上はIssuesであり、唯一正解が存在するとは言い難い。

環境とエネルギーは表裏一体の関係である。エネルギー(Energy)、経済
(Economy)、環境(Environment)の三者は「3Eのトリレンマ」が指摘されて
いるように、相互に関連しあっていて、あちら立てればこちら立たずと、三者
の抱える問題はいずれも1つの解決策はない。

唯一正解がなくなった現在、必要なのは学校教育のパラダイム転換である。
京都議定書も発効し、環境への関心は高まっている。車の広告が象徴するよう
に、昔はダッシュ力など「スピード」を追求してきたが、その後「安全」に移
り、現在は安全性のみならず「環境配慮」が1番のセールスポイント。このよ
うな社会的背景を受けて、学校教育の現場でも環境教育への取り組みは進んで
きた。

しかし環境と表裏一体の関係にある、エネルギー教育に関してはまだそこまで
至っていない。水が汚れる、空気が汚れるということは感覚的に理解しやすい
ので、環境を綺麗にしようとなる。しかしエネルギーに関しては、いわゆる「湯
水の如く」使っても、使いすぎの実感は乏しい。つまり環境の場合は負荷が五
感でわかりやすいが、エネルギーは停電などのリスクが表面化しない限りわか
りづらく、人々の意識に上がりにくい。

実は筑波大学は、時代ごとの日本の「エネルギー観」を反映している。30年以
上前、エネルギー使い放題の時代に建てた建物は窓が開かない。なぜなら冷暖
房を自分でせずに機械的にセントラルコントロールするからである。石油ショ
ックの頃の建物は外装の見栄えが良いとは思えない。その後の時代の建物は外
装も比較的良い状態である。いずれにせよこれらの建物はすべてセントラルコ
ントロールで全館冷暖房になっている。しかし、3年ほど前に建てられたもの
は完全に各室ごとの個別冷暖房となり、それぞれが教員の研究費から光熱費を
支払わなければならない。光熱費の使用は自己責任となっており、その背景に
は使用する資源エネルギーは有限であり、各自に省エネが求められることにな
った。

今、資源の有限性だけでなく、CO2排出削減のためにもエネルギー消費の抑制
が望まれるが、日本でエネルギー消費はまだ伸び続けている。衛星写真で地球
を見ると、先進国には煌々と光が溢れている。眩いばかりの電気の照明だ。場
合によっては日本海がものすごく明るいこともある。一斉に漁に出ているイカ
釣り船の灯りだ。翻って、最近行ったカンボジアは、一歩町を外れると、そこ
は漆黒の闇である。我々世代は第二次大戦後間もない日本の漆黒の闇を知って
いるが、現在のコンビニの煌々とした明かりしか知らない今の日本の子供たち
には想像もできない。しかし途上国が先進国並みの生活水準を希求することは
否定できず、今後ますますエネルギー需給の逼迫と地球環境問題の深刻化が想
定される。

このようにエネルギー問題は、次世代、そして世界の人類の生存に関わる点で
まさしく教育の問題であり、それを考え行動することが現世代の責務と言えよ
う。

次世代、つまり子供たちをどうすべきかを考えたとき、子供を教える教師をど
うするかということになる。現職教員の教育はもちろん、将来の教員をどう養
成するか。それは大学の教育をどうするかという問題であり、さらに教育分野
のみならず、理学、工学、社会学──あらゆる分野で現世代が次世代への責務
を認識し、エネルギーの重要性を認識し、行動することが必須不可欠と言える。
つまりエネルギーや環境イシューズに対しては、工学系、理学系、環境系、社
会科学系や教育系等さまざまな分野が上記の「次世代への現世代の責務」とい
う共通の認識のもとに総合的、学際的な取り組みが不可欠で、従来の知識記憶
型、唯一正解追求の学校教育からの根本的転換が求められている。

アメリカは20年以上前から「国の根幹は教育にある」という共通認識のもとに、
民主、共和いずれの政権も連邦政府が国家戦略として教育を推進している。全
米的に教科ごとに全米スタンダード(日本の学習指導要領とは全く性格を異に
している)、科学教育では96年には全米科学教育スタンダードをつくり、その
内容にエネルギーに関する内容が含まれている。アイオワ州を除いた各州がこ
の全米スタンダードをもとに州のスタンダードを作成している。一方、カリフ
ォルニア州のように州としてエネルギー教育を実践しているところがある。ま
た韓国は、環境を選択科目として中学、高校教育に取り入れ、国レベルで環境
教育に積極的に取り組んでいる。このように学校教育に組み入れられるかどう
かは、結局はソーシャルニーズによる。環境に負荷を与えない、エネルギー消

費を抑制しようという認識が社会一般に普及していくことが極めて重要だ。

2002年度から始まった資源エネルギー庁のエネルギー教育調査普及事業は、地
域におけるエネルギー教育の研究拠点の構築と、地域の特色を生かしたエネル
ギー教育に関する実践的な研究を支援することを目的に、公募を通じて選ばれ
る「地域拠点大学」と「実践校(小中高)」でエネルギー教育に取り組んでいる。
現在は、全国約180校のエネルギー教育実践校と10数大学でのエネルギー教育
拠点大学を中心に、エネルギー教育の実践活動が全国的に展開されている。こ
のようにエネルギー教育が進展していくなかで、学会設立の気運が草の根的に
盛り上がり、2005年9月、「日本エネルギー環境教育学会」が設立された。

学会では、次世代への責務として、教育関係者はもちろん自然科学、技術学、
工学、政治学、経済学、歴史学や文化など多様な分野の専門家・業界関係者が
集まり、「エネルギー環境教育学」という新領域の創造に向けた、コーオペレ
ーション(協働)とコラボレーション(共創)を進めている。理想は、「エネ
ルギー環境」に関する新しい科目が学校教育の中にできること。そのために持
続的・継続的にエネルギー教育を実践し、エネルギー環境へのソーシャルニー
ズを高めることに努めたい。■


ながす なみお 日本エネルギー環境教育学会会長;
        筑波大学大学院人間総合科学研究科教授(理科教育学)
1942年生まれ。茨城大学文理学部理学科卒、東京教育大学大学院教育学研究科
修了。横浜国立大学教育学部助手、講師、助教授を経て、77年より筑波大学教
育学系講師、助教授、95年教授。科学/技術/社会(STS)アプローチ及びエ
ネルギ-・環境教育、米国の科学教育カリキュラムなど研究。監訳「全米科学教
育スタンダード」、著書「改訂高等学校学習指導要領理科編」など。筑波大学附
属小学校校長を歴任、筑波大学エネルギー教育研究会代表、日本教科教育学会
副会長も務める。
筑波大学エネルギー教育研究会>> http://tenergy.human.tsukuba.ac.jp/
日本エネルギー環境教育学会>> http://www.jaee.jp/


■資料室 098:「『エネルギー環境教育』の周辺」>>>
http://www.kepco.co.jp/insight/content/column/library/library098.html 




■Close up エナジー ***********************************************

「ようこそ先生! 関西電力がエネルギーの出前教室」

電気はあって当たり前──空気と同じように「在る」と思っている子どもが意
外と多い。エネルギーの有限性や電気の大切さを子どもたちにわかってもらお
うと、エネルギー教育支援を進める関西電力の取り組みについて、地域共生・
広報室エネルギー広報グループの福原茂樹マネジャーに訊いた。


──関西電力がエネルギー教育支援を行う理由は? //////////
電気をはじめとするエネルギーをお客さまに安定してお届けすることが当社の
企業目的であり、第一の社会的使命だが、さらに、エネルギーをお使いいただ
いているお客さまに、そもそもエネルギーとはどんなものなのか、エネルギー
って大切なものなんだ、ということをご理解いただけるような活動を行うこと
も、社会の一員として当社が果たすべき役割のひとつであると考えている。な
かでも日本の将来を担う子どもたちには、ぜひエネルギーというものを身近に
感じてもらい、その大切さを知って欲しい。学校の授業には「エネルギー」と
いう科目はないが、できるだけ多くエネルギー教育の機会を持ってもらえるよ
う当社から支援していきたい。

──いつ頃から取り組みを行っている? //////////
もともとは難波営業所(現・南大阪営業所)が1993年から、社員が学校に出向
いて、エネルギーに関する授業を行う「出前教室」を自発的に始めていた。そ
れを全社的に取り組み始めたのが97年。電力会社の中でも当社の取り組みは早
い方だった。当社としては、お客さまとの接点を持つことができるという側面
もあったし、また、当時、子どもたちの理科離れへの危惧もあった。理科に関
心を持てないとエネルギーへの理解も得にくくなる。それが出前教室を始めた
背景のひとつでもある。その後、学校で総合的な学習の時間が始まろうとして
いた2000年頃、新しいカリキュラムを模索する学校側のニーズと我々の思いが
噛み合って、当社の出前教室は徐々に受け入れられていった。実施回数は、2003
年度に900回を超えたのを筆頭に、今年度も12月末時点で600回を超えている。

──学校へのアプローチはどう行う? //////////
営業所、発電所などの事業所や各地域を担当する支店が管内の小中学校を中心
に、ダイレクトメールや学校・教育委員会訪問、校長会での活動紹介など多様
なアプローチを行っている。一度出前教室をさせていただいた学校からは、そ
の後も繰り返しご依頼を受けることが多いし、口コミで伝わって学校側から依
頼が来るケースもある。

──授業の中身は? //////////
発電のしくみや電気の送られてくる道など基本的な説明は各所共通で行ってい
るが、授業の詳細については、事業所の担当者が自分で考えている。一般的な
説明内容のひな型資料をもとに、学校の要望に応じてカスタマイズしていく。
担当者によっても内容は変わる。例えば碍子など身近にあるが、手にとって見
たことがないようなものの実物を持ち込んで、子どもの具体的な関心を惹くな
ど、先生と相談する中で独自のカラーを出していく。決められたテキストを棒
読みするのではなく、自ら工夫して取り組んでいる社員講師が自信を持って話
をする方が、子どもたちも楽しく聴けるのではないかということで、かなり自
由裁量に任せている。最近は、特に環境に対する意識が高まってきているので、
エネルギー問題を身近に感じてもらうためにも、まずはエネルギーと密接な関
係にある環境や省エネなどについてお話させていただくことが多い。

──具体的にはどのように進める? //////////
出前教室は基本的には2時間。1時間目は電気の使われ方や、省エネ、環境な
どの話をして、2時間目に理科的な実験をする。電気のつくりかたなどは口や
絵で説明しても、なかなかわかってもらえない。そこで実験ツールを使い、手
回し発電機で実際に電気を起こして、電球を点灯させたり、模型の電車を動か
したりしてもらう。一生懸命回さないと電気が起きない。電球を点けるのは疲
れるものだということを実際に体験して感覚的にわかってもらう。その上で蒸
気を使った発電方法をヤカンと羽根車で作った実験セットで説明する。高学年
になると地球環境問題について二酸化炭素の温室効果の実験も実施。環境に配
慮した乗り物として校庭で電気自動車を走らせることもある。ユニークな例と
しては、南大阪営業所の「でんき塾」。小学校4年生を対象に、数校から30─
40人の塾生を募集して、1年間にわたって電気の勉強をしてもらう。当社社員
が「塾の先生」となり、営業所で工作教室をしたり、発電所を見学したり、年
に数回課外授業みたいな形で電気について体験してもらっている。

──エネルギー教育の対象は? //////////
小学生から大学生までの次世代層を対象にしているが、小学生が一番多い。子
どもは感受性が豊かなので、自分とエネルギーの繋がりを感覚的に理解しても
らいやすい。


──出前教室の他にどんなメニューがある? //////////
小学校の場合は社会科見学とセットになることも多い。大阪・南港発電所の都
市型PR館「エル・シティ・ナンコウ」で、酸性雨の実験をしたあとに実際の
発電所を見学したり、少し遠出をすれば、大河内の揚水発電所や福井の原子力
発電所も見学してもらうことができる。また、当社単独ではなく、例えばユネ
スコの「持続的に可能な開発のための教育の10年」プロジェクトで共同で出前
教室を行うなど、社外の団体と協力することもある。こうした「出前教室」や
「見学会」の他、副読本など学習資料をつくって学校に配布したり、エネルギ
ー学習用のホームページも立ち上げていて、これらは夏休みの宿題に使われる
ことも多い。中学生対象には「研究発表コンクール」。自分たちで人が乗れるソ
ーラーカーをつくるなど、毎年面白いレポートが集まる。さらに、小さな子ど
も向けには「かんでんファミリー劇場」という人形劇を1975年から継続して行
っていて、昨年は「こびととくつや」という童話と、地球環境問題をテーマに
したオリジナルストーリー「不思議なマント アースくんを救え」という劇の2
本立てで、夏休みに当社管内11カ所を巡回した。各所で700人ほど集まる盛況
ぶりだった。その他、電気の消費地・大阪の家族と生産地・若狭地方の家族が、
エネルギーや地球環境をテーマに勉強しながら交流を深める「かんでんこども
サミット」を98年から開催している。

──進めるうえでの苦労は? //////////
私自身、小中学校の出前教室や大学での講義を行ったが、低学年の方が難しい。
座っておとなしく話を聞くより遊び回りたい子どもにいかに興味を持たせるか。
果物から電気を作るちょっと不思議な実験を織り交ぜるとか、いろんな工夫が
必要。大人が聞いても難しい話を、子ども向けにわかりやすく面白く説明しな
いといけない。それが苦労でもあり楽しいところでもある。

──エネルギーの話は教科書にはほとんど載っていないが? //////////
そう、ほとんど載っていない。私どものもうひとつの苦労は、先生方にエネル
ギー問題への関心を持っていただくこと。意外と日本のエネルギー自給率など
も漠然としかご存じない先生方がおられる。原子力発電が地球温暖化防止に貢
献していることなどもあまり知られていない。先生方が教えるのはやはり教科
書に掲載されている内容中心なので、扱いの小さな「エネルギー」については
先生自身、関心を持てなくなるし、したがって知識も少なくなる。するとまた
教えなくなるという悪循環。このあたりがエネルギー教育としては課題であり、
私どもも先生方を対象に、エネルギー教育の実践事例などを紹介する「エネル
ギー教育セミナー」を行っている。最近「日本エネルギー環境教育学会」が設
立され、推進機運が盛り上がってきたので、期待したい。

──今後の抱負は? //////////
地道な活動がやはり一番大切。エネルギー教育は成果が見えにくいし、スタン
ドプレイもない。これまで以上に地道な活動を継続していかないといけない。
その活動をやりやすくするためには、私たちができるだけ使いやすい実験ツー
ルやパンフレットを整備したり、並行してファミリー劇場や研究発表コンクー
ルなどのイベントを通じ、「エネルギーって大切なんやな」という雰囲気づく
りをしていかないといけない。電気やエネルギーにもっと興味を持ってほしい
し、その結果、関西電力という会社に親近感を抱いていただければ、それもう
れしい。
また、出前教室の際には、基本的にはフェイストゥフェイスで、社員が自ら子
どもたちや先生に接することにこだわりたい。子どもたちに説明することで、
わかりやすく説明することの難しさもわかるし、新鮮な発見もある。お客さま
側から物事を見る視点もついてくる。実際、子どもたちと話をしていて、電気
は空気と同じで自然に出てくるものと思っている子どもが意外に多いことにび
っくりした。

──電気は空気と同じ? //////////
生まれたときから電気はあって、スイッチを押せば電気がつく。誰かが四六時
中電気をつくっていて、その仕事を止めると電気が無くなるなんて思いつかな
いのかもしれない。おっちゃんらが一生懸命電気をつくっていることを、でき
るだけ多くの子どもたちにわかってほしい。さすがに手回しではないが(笑)。
教えたことを細かく覚えてなくても、中学や高校になったとき、そういえば小
学生の時に関西電力の人が来て何か電気やエネルギーのこと話してたな、とい
う程度でかまわない。エネルギーの大切さに気づき、問題意識を持って、将来
エネルギーを選択するとき自分で考えられるようになってほしい。それが私た
ちの願いであり、そのための努力を続けたいと思っている。■

関西電力 総合学習用ホームページ>> http://www.kepco.co.jp/kids/index.html
関西電力PR館>> http://www.kepco.co.jp/pr/




■News Clip 関西電力 *******************************************

01 「関西電力グループ、第3四半期業績」

減収減益──関西電力グループの2005年4月─12月の連結業績は、厳冬など
の影響で総販売電力量は微増も、2005年4月からの電気料金引き下げなどによ
り、売上高は1兆8,768億円と、前年同期比▲2.4%の減収。一方、原油高騰な
どによる火力燃料費の増加や修繕費の増加などにより、経常利益は2,230億円
と、同▲24.0%の減益。ただ、当期純利益は1,461億円と、特別損失を計上した
前年同期に比べ増益(38.8%)となった。■
プレスリリース>> http://www.kepco.co.jp/pressre/2006/0203-1j.htm



02 「2007年度採用計画、今春の1.4倍増」

260人から370人へ――関西電力の2007年度採用は、長期にわたる電力の安定
供給責務を果たし、 お客さまサービス体制をさらに充実していくために必要な
要員確保という基本的な考えに立ち、今春予定より110人増の370人の 計画と
した。特に技術系が80人増の250人となる。このほか必要に応じて通年採用を
実施していく考えだ。■
プレスリリース>> http://www.kepco.co.jp/pressre/2006/0203-2j.html



03 「小型・軽量・高効率のチラー、開発」

乗用エレベータで搬入可能――関西電力と荏原冷熱システムは、ビルや工場の
空調に使用する冷却装置(チラー)として、小型・軽量・高効率の「インバー
ター付きスクリューモジュラーチラー」を開発した。冷房能力200kWクラスの
チラーとしては初めて、積載重量1tクラスの乗用エレベータに積み込め、搬入
時の壁の解体・復旧工事が不要となり、工事コストを削減できる。COP(エネ
ルギー消費効率)は、200kW級では業界最高水準の5.0、またインバーター搭載
により部分負荷効率はCOP5.5と業界最高効率を達成。搬入性に加え、環境性・
省エネ性に優れたチラーとして空調機器の更新需要に応えていく。■
プレスリリース>> http://www.kepco.co.jp/pressre/2006/0202-1j.html



04 「ヒートポンプ式蒸気・温水製造装置、開発」

温水だけでなく蒸気も――関西電力と東洋製作所は、電気式ヒートポンプによ
る蒸気・温水製造装置を、国内で初めて商品化した。食品工場や化学工場等の
殺菌、洗浄、加熱工程で使う、大量の蒸気や温水を製造するもので、一旦使っ
たあとの排温水から熱を回収、100℃─120℃の蒸気と60℃─95℃の温水を同時
に、あるいは個別に製造。100℃─120℃の高温水の製造も可能。高温低圧力で
使用できる新冷媒と蒸気発生に適した熱交換器の採用で実現したもので、従来
の燃焼系装置に比べ、年間CO2排出量を約1/5に、年間ランニングコストを約
1/2に削減できる。■
プレスリリース>> http://www.kepco.co.jp/pressre/2006/0201-1j.html




■Salon*************************************************************

_/_/_/ 読書室 _/_/_/

*「エネルギー環境教育」を読み解く11冊***

 『全米科学教育スタンダード─アメリカ科学教育の未来を展望する』
      National Research Council/長洲南海男 梓出版社 2003年4月
 『学校教育の再生』
      西澤潤一/村田昇 学事出版 2005年10月
 『エネルギー環境教育の理論と実践』
      佐島群巳/山下宏文/高山博之 国土社 2005年2月
 『身近に引き寄せるエネルギーの授業』
      エネルギー&環境学習フォーラム 明治図書出版 2005年10月
 『新版 講座 現代エネルギー・環境論』
      電力中央研究所エネルギー教育研究会
      エネルギーフォーラム 2003年4月
 『エネルギーを考える』
      東北大学工学部教務委員会 東北大学出版会 2004年8月
 『いま地球がたいへん! Q&A 60』
      国立環境研究所 丸善 2005年9月
 『環境科学─人間と地球の調和をめざして』
      日本化学会 東京化学同人 2004年3月
 『暮らしと環境科学』
      日本化学会 東京化学同人 2003年6月
 『森に還ろう―自然が子どもを強くする』
      河合雅雄 小学館 2003年7月
 『日本の挑戦「CO2削減」の授業』
      伴一孝/TOSS長崎 明治図書出版 2005年3月


「資料室098:『エネルギー環境教育』の周辺」>>>
http://www.kepco.co.jp/insight/content/column/library/library098.html 
も併せてご覧ください




_/_/_/ 講 堂 _/_/_/

 ●ENEX2006 大阪
 「2010年省エネ社会へ『変わる、変える、私たちの暮らし、しごと』」
 ・会期:2006年2月16日(木)─2月18日(土)10:00─17:00
 ・会場:インテックス大阪 2号館
 ・内容:省エネルギーと新エネルギーに関する最新の情報・機器、
     システムを一堂に集めた総合展示会。
     関西電力/電気事業連合会も
     「エアーアドベンチャー 僕らの星の空気の力」をテーマに出展。
 ・入場:無料
 ・詳細>> http://www.enex.info/



 ●原子力講演会・見学会
 ・日時:2006年2月22日(水)13:30─15:20 講演会(定員100人)
                15:30─16:30 見学会(定員60人)
 ・講演会「低線量放射線の生体影響と放射線防護に関する最新の動向」
          渡邉正己・京都大学原子炉実験所教授
   会場:(財)若狭湾エネルギー研究センター ホール
 ・見学会:(財)若狭湾エネルギー研究センター 粒子線医療研究施設
      加速器を用いた、陽子線がん治療の高度化研究施設等を見学
 ・参加:無料  申込締切:2月17日(金)
 ・詳細>> http://www.kangenkon.org/event/event.htm



 ●京都大学21世紀COEプログラム 公開シンポジウム
 「やさしい先端経済分析─先端理論による経済システムの解剖」
 ・日時:2006年3月1日(水)13:00─17:40
 ・会場:京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
 ・プログラム:
  基調講演「京都大学が拓く先端経済分析」
       吉田和男・京都大学大学院経済学研究科教授  など
 ・参加:無料  申込不要
 ・詳細>>
  http://www.kier.kyoto-u.ac.jp/coe21/symposium/2006/21COEsymposium-2006.3.1.html



 ●資源エネルギー庁「エネルギー&エコロジー シンポジウムin 東京」
 ・日時:2006年3月4日(土)13:00─15:30
 ・会場:東京国際交流館プラザ平成国際交流会議場
 ・パネリスト:
  柏木孝夫・東京農工大学大学院教授
  秋庭悦子・(社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会常任理事
  桝本晃章・電気事業連合会 副会長   ほか
 ・入場:無料  定員:250人  応募締切:2月20日
 ・詳細>> http://www.energy-eco.jp/tokyo_index.html



 ●日本のコンピュータ生誕50周年記念シンポジウム
 「日本のIT産業の未来を創る」
 ・日時:2006年3月7日(火)13:00─17:15
 ・会場:工学院大学 新宿キャンパス高層棟3F アーバンテックホール
 ・プログラム:
  特別講演「情報学的転回とは何か」
       西垣通・東京大学大学院情報学環教授
  基調講演「ユニバーサル・コミュニケーションの時代
       ─充実した情報空間の建設に向けて」
       長尾真・独立行政法人情報通信研究機構理事長  など
 ・参加:無料  申込締切:2月20日(月)19:00
 ・詳細>> http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/taikai/68kai/50sympo/cfpar.html



 ●お茶の水女子大学ライフワールド・ウオッチセンター
 「化学・生物総合管理の再教育講座」
 ・前期開講期間:2006年4月13日〜8月5日  
     月─金(18:30─20:00)、土(10:00─13:20・14:00─17:20)
 ・会場:お茶の水女子大学
 ・概要:現代社会をよりよく理解する教養を涵養することを目指し、
     化学物質や生物によるリスクの評価・管理、そして技術革新
     およびその社会・生活とのかかわりなどについて、自己研鑽を
     つむ機会を提供
 ・受講:無料   定員:20─30人
 ・応募受付期間:2006年3月15日まで
 ・詳細>> http://www.ocha.ac.jp/koukai/saikyouiku/




_/_/_/ 受 付 _/_/_/

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 ●ご協力いただいた方に、関西電力オリジナル図書カードを進呈!●

>>> https://www2.kepco.co.jp/w1/insight/enquete.html


*投稿 募集中!!***
 ■今号の論考にひとこと!
  異論・賛論お寄せください。
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