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Insight[第96号]神田啓治が解く「温暖化とエネルギー」

                     2006年1月15日・第96号
――――――――――――――――――――――――――――――――――
 時代を解くキーワード・Insight   http://www.kepco.co.jp/insight/
――――――――――――――――――――――――――――――――――

■Contents―――――――――――――――――――――――――――――
 □Insight 096「シリーズ・環境の世紀」
  「温暖化防止に向けた、世界のエネルギー事情」
      神田 啓治・エネルギー政策研究所所長;京都大学名誉教授
   ……2005年2月に京都議定書が発効し、温暖化対策にみんな本気に
     なり始めた。2008年から12年までの第1ピリオド・5年間平均
     の温暖化ガス排出量を1990年比で削減することはもちろん、
     2013年以降の第2ピリオドをどうするか。先般のモントリオール
     会議でも、それが議論された……(本文より)
 □Close up エナジー
  「CO2削減へ、関西電力の温暖化対策は?」
 □News Clip 関西電力
  「堺LNGセンター、営業運転開始」
 □Salon 読書室「『温暖化とエネルギー』を読み解く11冊」 ほか
――――――――――――――――――――――――――――――――――


■Insight 096「シリーズ・環境の世紀」******************************

「温暖化防止に向けた、世界のエネルギー事情」
      神田 啓治・エネルギー政策研究所所長;京都大学名誉教授


2005年2月に京都議定書が発効し、温暖化対策にみんな本気になり始めた。
2008年から12年までの第1ピリオド・5年間平均の温暖化ガス排出量を1990
年比で削減することはもちろん、2013年以降の第2ピリオドをどうするか。先
般のモントリオール会議でも、それが議論された。1つは、議定書参加国の次
の目標。1990年比削減は現実的でなく、2%程度の増加で抑えてはどうかとい
うことが議論された。2つ目は、中国など非参加国をいかに参加させるか。3つ
目は達成できなかった国に罰金を払わせるかどうか。結論は出なかったが、罰
金を払ってでも地球環境を守るべきではないかと議論され、議定書発効以降、
温室効果ガス問題が世界の関心事になってきたことは確かだ。

そういうなかで諸外国の動きを見ると、まずアメリカでは、2005年8月、4年
余りの審議を経て、包括エネルギー法が成立した。これは3つ大きな目標があ
り、1つは自国の石油輸入量が増大するなかでのエネルギーセキュリティ。2つ
目は電力自由化によって電力会社は設備投資をしなくなり、カリフォルニア大
停電や北米大停電など、安定供給が損なわれたが、調達段階でのエネルギーセ
キュリティも弱いし、調達後も国内の電力網と石油精練施設が弱いので、その
対策が必要だということ。3つ目は、地球環境対策が必要だということ。

実は包括エネルギー法の成立後、ハリケーンのカトリーナとリタが来て、リタ
により石油精練施設が徹底的にやられ、石油の値段が急騰、予算配分が大きく
変わった。原子力関係予算は要求額の2割アップと、腰を抜かすような増額が
あったが、それはエネルギーで一番安定していて環境に良いのは原子力だから、
原子力を強めない限りエネルギー・環境問題は解決しないということ。

エネルギー確保と環境保全は対立しがちだが、例えば石油と天然ガスの宝庫ア
ラスカの森林を保護するか資源開発かが議論され、開発は少し遅らせようとい
うことになった。環境派と呼ばれる民主党議員も、原子力にあまり反対しない
から、環境を守ってほしいと。今、原子力発電所は103基動いているが、老朽
化のことを考えると早急に50基新設すべきだと、今回の原子力予算増につなが
った。

アメリカは京都議定書を批准していないが、環境を考えていないわけではない。
アメリカには、京都議定書はヨーロッパ環境派イデオロギーの騙し討ちに遭っ
たという意識を持っている人が多い。まず1990年を基準にしたのが気に入らな
い。1990年はソ連の崩壊直前で、東側諸国の環境は非常に悪かった。ドイツな
どは、もともとCO2排出量の非常に多い環境後進国である東ドイツを吸収した
だけで削減目標値を簡単に達成できる。実際、今、CO2排出権取引で一番利益
を上げているのは旧ソ連系。2番目に、環境対策で重要なのは原子力なのに、
ヨーロッパの反原子力派が京都議定書の主流になっていて、クリーン開発メカ
ニズムに原子力を含めないことを決めた。本当に環境を守るなら原子力を入れ
るべきなのに、それを入れない議定書になぜ日本が賛成するのか。中国やアメ
リカを議定書に参加させたいなら、反原子力をやめるべき。「原子力による炭
酸ガス削減はカウントしない」というヨーロッパイデオロギーが主流の京都議
定書はぶっ潰せというのが、アメリカの主張だ。

アメリカで環境対策の切り札として原子力が急速に支持を得たのは、元グリー
ンピースの共同設立者の一人パトリック・ムーアや、「ガイア理論」を提唱す
るイギリスの科学者ラブロックなど、今まで原子力に反対していた人たちが、
「それ以外にない」と言い始めたことも大きい。彼らが原子力賛成に回ったの
は影響力がある。真面目に環境を守りたいなら原子力をやる以外ないというこ
とで、フランスでも原子力に賛成する環境派が増えている。

一方、ドイツには反原発の集団が多く、環境先進国と言われるが、エネルギー
政策には疑問が多い。シュレーダー元首相が石炭組合出身だから、ドイツの発
電量の50%以上は石炭。しかも瀝青炭だけではなく、環境に悪い褐炭の方を余
計焚いている。加えてシュレーダーの失敗は、風力発電の補助金の出し方を間
違えたこと。風車をつくると発電の有無に拘らず風車手当が出るので、ドイツ
の農民は働かなくなった。そしてあちこちに1基ずつの風車ができ、その電気
を電力会社に買わせたので、ドイツの電気代は日本に比べて高くなってしまっ
た。先頃、首相がメルケルに代わったので、脱原子力政策の見直しは時間の問
題だろう。

ドイツに加え、今苦悩しているのはイギリスだ。北海油田が急速に生産量を落
としていて、あと2年くらいで売る石油はなくなる。イギリスはかつて、エネ
ルギー問題を懸念して原子力に熱心だったが、北海油田が見つかってエネルギ
ーの問題がなくなると勤労意欲を失った。その油田が尽きかけているのに、働
かない習慣がついてしまい、イギリスは今苦悩している。

そして世界のエネルギー・環境問題の焦点は中国だ。三峡ダムを見てきたが、
発電量は1820万kW。揚子江からの水量が豊富なので、福井県と新潟県の全原
子力発電所の発電量を1つの水力発電所で賄っており、さらに増量も決めた。
それでも焼け石に水。中国は大量の電力を必要としている。最近、中国は環境
に目覚め、三峡ダム規模の水力発電所をあと2つ、原子力発電所も2030年まで
に50基つくるといっているが、まだ電気が足りない。中国で精密機器がつくれ
ないのは停電があるから。発電量が足りないうえ、送電線の建設も追いつかな
い。

もう1つ注目はインド。インドのエネルギーは今は石炭だが、今後、原子力に
力を入れようとしている。インドはもうすぐ人口で中国を抜き、世界人口の20%
以上、5人に1人はインド人になる。京都議定書の第2ピリオドの焦点は環境
問題に目覚めた中国だが、第3ピリオドはインドが焦点。インドはまだ環境を
考えてないが、世界一の大国となり、エネルギー消費も急増する国が環境問題
にいつ目覚めるか。インドがどう動くかは世界の環境問題を左右する。

環境問題はアメリカ、ドイツ、イギリス、中国、インドが鍵を握っている。日
本のマスコミはデンマークの風力を称賛したりしているが、国の規模や地勢が
違いすぎるデンマークの例は世界に応用できない。

では日本はどうするか。日本は2002年にエネルギー政策基本法ができ、この中
で3つのことを言った。1つは「安定供給の確保」、2番目は「環境への適合」、
環境に優しいエネルギーを使う。その2つが満たされた上での「市場原理の活
用」であるのに、「三大原則」と誤解されている。自由化で新しく加わった電
力会社は、化石燃料を使って環境を悪くしている。これはエネルギー政策基本
法の精神に反している。

しかし、2003年のエネルギー基本計画では基幹電源は原子力と明記された。2005
年に閣議決定された原子力政策大綱では、「2030年以降も原子力を基幹電源と
し総発電電力量の30─40%以上をめざす」、「核燃料サイクルを維持し第2再
処理工場は2015年をめざして考える」、「2050年を目途に高速炉の商業化を行
う」、という3つが決まった。従来の原子力長計と原子力政策大綱との大きな違
いは、大綱は「閣議決定」となったこと。これで原子力基本計画と同じ位置づ
けになった。

そして日本の電力自由化論争は、今回のアメリカの変化を受けて一段落すると
思う。アメリカは自由化した結果、大停電を招き、自由化の失敗を反省してい
る。日本の電気事業者はここしばらく電力自由化に怯えていたが、自由化の弊
害を国民が認識してきた。自由化を無理に進めると、安全に何らかの形で傷が
つく。

もう1つ、停電が起きないことはありがたいという認識を人々が持ち始めた。
中国は停電がひどく、産業がガタガタになっている。アメリカは年間120分程
度止まるが、日本は約8分。停電が起きないことでは日本は世界一。それが評
価されるようになり、電力会社の位置づけは、国民とともに存在し国を繁栄さ
せる基幹産業であるという認識が深まってきた。

もちろん環境に対しても電力会社の責任は大きい。原子力の特徴は、環境に優
しいことと石油価格に左右されないこと。原子力をやっている限り燃料調達は
比較的安定しており、原子力は環境と価格安定という2つの理由で重要性を増
している。だからこそ電力会社はあくまでも安全を基本に、積極的に国民と接
点を持ち、国民に身近な基幹産業として邁進していただきたい。■


かんだ けいじ エネルギー政策研究所所長;京都大学名誉教授
        (エネルギー政策学;核物質管理学)
1938年山口県生まれ。国際基督教大学教養学部卒、東京工業大学大学院工学研
究科原子核工学専攻博士課程修了。京都大学原子炉実験所助教授、USAアルゴ
ンヌ国立研究所在外研究員を経て、94年京都大学原子炉実験所教授、96年京都
大学大学院エネルギー科学研究科教授(エネルギー社会・環境科学専攻エネル
ギー政策学担当)。2002年退官。エネルギー政策研究所創設。総合エネルギー
調査会専門委員など公職多数。著書「知の構築法」「聖書・バッハ・原子力」
など。


■資料室 096:「『温暖化とエネルギー』の周辺」>>>
http://www.kepco.co.jp/insight/content/column/library/library096.html 






■Close up エナジー ***********************************************

「CO2削減へ、関西電力の温暖化対策は?」

関西電力が供給する電気は、地球環境に優しいと言われている。どのくらい優
しいのか、どのようなことをしているのか?──CO2削減に向けた総合的な取
り組みを、環境室地球環境グループの井上祐一チーフマネジャーに訊いた。


──関西電力のCO2排出量目標は? //////////
2005年の京都議定書発効以来、数値目標の達成が注目されているが、関西電力
は90年代初頭から、全社を挙げて地球温暖化問題に先進的に取り組んできた。
関西電力はCO2排出削減に対する目標として、お客さまの使用電力量1kWh当
たりのCO2排出量(使用端CO2排出原単位)を指標として取り上げ、具体的
には電気事業連合会の目標に合わせ、「2010年度における使用端CO2排出原単
位を90年度実績から20%程度低減(0.34kg-CO2/kWh)する」という目標を設
定している。

──実績は? //////////
我々のCO2排出原単位は、90年度時点で0.353 kg-CO2/kWh。その後一貫して
下回り、2002年度は0.260、2003年度は0.261と、全国の電気事業者で抜きん
出て低い数値を達成してきた。ところが2004年度は美浜発電所3号機事故が発
生。これらに伴う原子力発電設備利用率の低下などにより、0.356と90年度の
値を初めて超えた。

──CO2排出原単位の変動は、何に左右される? //////////
発電時にCO2を排出しない原子力発電の効果が大きい。実は90年度時点で、
大飯原子力発電所3、4号機はまだ建設中。それが91年93年に運転開始した効
果と、設備利用率の向上に努めた成果が、CO2排出原単位の低減に寄与してい
る。設備利用率は90年度時点で68%だったのが2002年度には90%以上と向上。
原子力でなく火力で運用していたらと考えると、原子力によるCO2排出の回避
効果は、排出削減全体の約8割にものぼる。

──電気の使用量は増えているが、CO2排出量は減った、と聞いたが? //////////
減っている。例えば2003年度で見ると、お客さまの使用電力量は90年度時点
に比べ約16%増えたが、CO2排出量は90年度時点に比べ約14%も低減した。
原単位もそうだが、電気の使用量が増えているのに排出総量自体が減っている
のは関西電力だけだ。

──お客さまが電気をどう使うか判らないなかで、CO2排出量自体を抑えるの
はかなり大変。原子力がその大部分を占めるとして、それ以外は? //////////
化石燃料を焚く火力発電でも、CO2削減に取り組んでいる。蒸気タービンとガ
スタービンを組み合わせ、熱を最大限利用するコンバインドサイクルの導入な
どにより、熱効率の維持・向上を図っている。現在、堺港発電所においてコン
バインドサイクル導入計画をすすめているが、この設備更新により、同発電所
の発電電力量あたりのCO2排出量は現状より約30%削減できる。さらに水力発
電では、より効率のよい水車を採用するなどのリフレッシュ工事をすすめてい
る。

──電力供給時だけでなく、多方面からCO2削減に取り組んでいると? //////////
CO2の少ない電気をお届けするだけでなく、社会全体で効率よくエネルギーが
利用されるよう、お客さまが電気を使う場でも効率的な利用を促進している。
「エコキュート」などによるオール電化の提案もその一つ。大気中の熱を上手
にくみ上げて給湯の熱エネルギーとして利用するヒートポンプ式給湯器「エコ
キュート」は、1の電気エネルギーから3から4の熱エネルギーが得られる、
極めて高効率で省エネルギーな機器。オール電化にした場合、電気とガスの併
用に比べ、CO2排出量は約3割減るし、最近注目の燃料電池と比較しても、オ
ール電化の方がCO2は低い。もちろん自らも実践するわけで、04年12月にで
きた新しい関電本店ビルも、従来のオフィスビルと比べると執務室フロアで約
30%の省エネを実現し、「平成17年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受
賞した。また、温暖化はグローバルな問題なので、海外でもCO2削減活動を行
っている。その一つが、日本の電力会社初の国連CDM(クリーン開発メカニズ
ム)事業に認定されたブータンでの小規模水力発電プロジェクト。またタイで
マングローブの植林、オーストラリアでユーカリの植林などを行っている。ユ
ーカリの植林は地元の土壌塩類化防止と、もう一つ、植物はCO2を吸収するか
ら、それを排出権として獲得しようという目的があった。が、残念ながらオー
ストラリアは議定書に批准していない。

──批准していないと排出権は獲得できない? //////////
そう、批准していればJI(共同実施)のスキームに載るはずだったが……。ただ、
西オーストラリア州で木に固定したCO2を権利として認める法律ができ、州法
に則って排出権取引が始まるのでは、と州の動きに注目している。もう一つ最
近の動きは、米国主導でエネルギー技術移転を進めようという「アジア太平洋
パートナーシップ」。アメリカ、オーストラリア、日本、韓国、中国、インドと、
温暖化問題のキーとなる国々が参加し、2006年1月11日にシドニーで第1回
首脳会合を開催。京都議定書を補完する、実効ある温暖化対策の枠組みになる
かもしれないし、オーストラリアも参加しているので一緒にやっていけるので
は、と期待している。

──他電力も同様の取り組みをしている? //////////
基本的には同様の取り組みを進めているが、電源構成の違いによって、力を入
れる部分が多少違う。例えば、石炭火力が多いところでは、海外での取り組み
には非常に力を入れている。最近、環境税導入論に絡んで石炭火力が槍玉に挙
げられているが、国策として石炭を使うことでエネルギーセキュリティに貢献
してきたわけで、その点はご理解いただきたい。

──電事連としての目標は達成できそう? //////////
それが今のままでは90年度比20%に対し15%までしか削減できない。5%のギ
ャップを埋めるべく、安全を大前提に原子力発電の利用率向上で3%、火力発
電の燃料等の見直しで1%、京都メカニズムの活用で1%という、追加努力を決
めた。

──削減の苦労は? //////////
温暖化対策は強制的に一律に税や規制で縛ると、経済に打撃を与えかねない。
各々の自主的な推進が望ましいが、すると今度は自ら鞭打たないといけない。
最も悩むのは、今のレベルで十分か、やるとすればどこまでコストをかけて今
やるべきか。私自身、入社以来ほぼ一貫して環境に携わってきたが、環境問題
も、原因を特定しやすい公害問題から、誰もが被害者で加害者でもあるという
雲を掴むような温暖化問題へと様変わり。しかも世界がプレイヤーで、国によ
ってスタンスが違う。温暖化問題は、環境だけでなく国同士の貿易やセキュリ
ティ、経済との兼ね合いが大きく、難しい問題だ。

──そういう難しさを抱えつつ今後特に力を入れようとしているのは? //////////
電気事業者としては温暖化対策を先進的に進める社会的責任がある。関西電力
では、95年から温室効果ガス削減の総合的な対策として「ニューERA」戦略を
進めている。「ERA」とは、Efficiency(社会全体のエネルギー利用の効率化)、
Reduction(電力供給における温室効果ガス排出量の削減)、Activities Abroad(地
球温暖化防止に向けた海外での取組み)の頭文字をとったもの。エコキュート
など画期的にエネルギー効率が高い製品の普及に貢献するのがERAのEの大事
な点だし、Rは安全を大前提としたうえでの原子力発電所利用率の回復維持
等。Aは、議定書発効以来最もホットな京都メカニズムの活用。コスト効果が
あり、我々の得意な発電技術を生かせ、途上国に喜んでもらえるプロジェクト
を見つけて推進していきたい。

──今後の抱負は? //////////
2006年4月施行の改正温暖化対策推進法で、CO2等排出量の届出・公表制が導
入され、お客さまがCO2の少ないエネルギーにシフトするのではという期待が
ある。そのときに、コージェネさえ入れればCO2が削減できるというのは間違
い。効果をきちんと算定すべきで、むしろ電気の方が削減効果が高いケースが
多い。自由化当初は単に料金が安いPPSが落札したが、最近では官庁も電気の
入札制度で、環境特性に注目する動きがあり、望ましいことと考えている。
実際問題、快適な生活を犠牲にしてまで温暖化対策を行うのは、難しい。だか
ら、快適な生活を維持しながらいかにエネルギーを効率的に利用するか。原子
力・水力・自然エネルギーなどをミックスした、環境負荷の低い電気こそ、持
続可能な低CO2社会構築の決め手になる。とりわけ関西電力の電気は、日本の
電力会社の中でもCO2排出原単位が低い。これからも、関西電力は「経済成長」
「エネルギーセキュリティ」「環境保全」という、3つのEの同時達成をめざ
し、息の長い取り組みを推進したいと思っている。■


関西電力の環境問題への取り組み>> 
http://www.kepco.co.jp/kankyou/index.html




■News Clip 関西電力 *******************************************

01 「堺LNGセンター、営業運転開始」

電気事業のコスト競争力強化と供給安定性確保へ――関西電力のグループ会社
堺LNGが建設を進めていた「堺LNGセンター」が、2006年1月12日、営業
運転を開始した。14万klのLNGタンク3基を備え、年間取扱量は約270万ト
ン。南港発電所、堺港発電所向けにLNG燃料を供給するほか、ガス供給や冷熱
供給など事業領域の拡大にも取り組みたい、としている。■
プレスリリース>> http://www.kepco.co.jp/pressre/2006/0112-1j.html




■Salon*************************************************************

_/_/_/ 読書室 _/_/_/

*「温暖化とエネルギー」を読み解く11冊***

 『聖書・バッハ・原子力―知のゲームを楽しむ野次馬学』
      神田啓治 ごま書房 1997年9月
 『知の構築法』
      神田啓治 ゴマブックス 1998年9月
 『水素社会宣言―“減炭”政策のために』
      最首公司 エネルギーフォーラム 2005年11月
 『100年後の地球』
      木元教子/谷口周郎 エネルギーフォーラム 2003年11月
 『北米大停電―現代版南北戦争の視点』
      山家公雄 日本電気協会新聞部 2005年2月
 『地球温暖化とエネルギー戦略』
      一本松幹雄 南雲堂 2005年7月
 『「エネルギー」を語る33の視点・論点』
      新井光雄 エネルギーフォーラム 2005年4月
 『異見偏見』
      中村政雄 日本電気協会新聞部 2005年3月
 『あなたの知りたいこと―電気事業について43の質問と答〈2005年版〉』
      日本電気協会 日本電気協会 2005年12月
 『世界のエネルギー展望〈2004〉』
      OECD/IEA エネルギーフォーラム 2005年12月
 『エネルギー白書〈2005年版〉エネルギー安全保障と地球環境』
      経済産業省 ぎょうせい 2005年11月


「資料室096:『温暖化とエネルギー』の周辺」>>>
http://www.kepco.co.jp/insight/content/column/library/library096.html 
も併せてご覧ください




_/_/_/ 講 堂 _/_/_/

 ●市民講座「ゲノム科学と社会」
 ・日時:2006年1月21日(土)10:30─17:00
 ・会場:有楽町朝日ホール
 ・プログラム:
  特別講演「ゲノムの時代と社会」村上陽一郎 国際基督教大学  など
 ・参加:無料  席に余裕がある場合、当日の参加も可
 ・詳細>> http://www.kuba.co.jp/IGSFM/shimin/index.html



 ●上方文化評論家 福井栄一講演会
 「関西で言霊を形にする」
 ・日時:2006年1月22日(日)14:00―15:00
 ・会場:大阪市立中央青年センター
     (大阪市中央区法円坂1-1-35)
 ・主催:関西ホンカコ会(事務局 電話078-261-4046)



 ●大阪大学公開講義「環境とエネルギーの経済学」
 ・日時:2006年1月24日(火)13:00─14:30
 ・会場:大阪大学豊中キャンパス法経講義棟3階5番講義室
 ・パネルディスカッション:
     伴 金美・大阪大学大学院教授
     西村 陽・関西学院大学経済学部講師;関西電力  ほか
 ・受講:無料  事前申込、要
 ・詳細>> http://www2.econ.osaka-u.ac.jp/ofc/koukai05.htm#top



 ●学術フォーラム「多価値化の世紀と原子力」
 ・日時:2006年1月30日(月)14:00─17:00
 ・会場:東工大・大岡山キャンパス 百年記念館2F 第一会議室
 ・プログラム:
  「世界経済情勢と日本ー知的創造国に向けた日本の将来展望」
      白井早由里・慶應義塾大学総合政策学部助教授
 ・参加:無料  先着30人
 ・申込先:tetsuo@nr.titech.ac.jp
      (氏名、所属、電話、メールアドレス連絡)



 ●シンポジウム「教え子の安全・安心・健康への感性を高めるには」
 ・日時:2006年1月31日(火)13:00─17:40
 ・会場:大阪大学コンベンションセンターMOホール
 ・プログラム:
  「原子力安全文化の発展と技術者倫理教育」
     住田健二・大阪大学名誉教授/元日本原子力学会会長  など
 ・参加:無料(懇親会有料)  事前申込、要
 ・詳細>> http://www.bio.eng.osaka-u.ac.jp/ps/safety2/sympo.html



 ●ENEX2006 東京
 「2010年省エネ社会へ『変わる、変える、私たちの暮らし、しごと』」
 ・会期:2006年2月1日(水)─2月3日(金)10:00─17:00
 ・会場:東京ビッグサイト西1ホール
 ・内容:省エネルギーと新エネルギーに関する最新の情報・機器、
     システムを一堂に集めた総合展示会。電気事業連合会も出展。
 ・入場:無料
 ・詳細>> http://www.enex.info/



 ●サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S) 公開シンポジウム
 「サステイナビリティ学が拓く地球と文明の未来」
 ・日時:2006年2月4日(土)13:00─17:00
 ・会場:東京大学 安田講堂
 ・プログラム:
  記念講演「サステイナビリティ:21世紀・日本の挑戦」
     小池百合子・環境大臣
  講演「エネルギーの飛躍的効率化をめざす統合デザイン
     ─21世紀循環型社会を展望する」
     エイモリ・ロビンズ ロッキーマウンテン研究所CEO
  講演「地球温暖化対策の経済影響」
     佐和隆光・京都大学経済研究所長   など
  総合司会 幸田シャーミン・環境ジャーナリスト
 ・詳細>> http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/nw/1stsmp_jpn.html



 ●大阪府立大学 女性学研究センターシンポジウム
 「男性にとっての男女共同参画」
 ・日時:2006年2月4日(土)14:00─17:00
 ・会場:大阪府立大学・大仙キャンパス・70周年記念ホール

 ・シンポジスト:
  森岡正博・大阪府立大学教授;女性学研究センター共同研究員 ほか
 ・受講:1500円  定員:150人  申込締切:1月20日(金)
 ・詳細>> http://www.osakafu-u.ac.jp/lifelong/extension/frc02.html



 ●エネルギー・環境・放射線セミナー
 ・日時:2006年2月11日(土)13:00─17:50(18:00─19:00交流会)
     2006年2月12日(日)9:30─16:50
 ・会場:日本科学未来館 (東京都江東区青海2-41-3)
 ・プログラム:
  基調講演「日本のエネルギー・環境教育の現状と今後の教育課題」
        有馬朗人・NPO法人放射線教育フォーラム会長 
  講演「なぜ風評被害をなくせないのか(仮題)」
        中村政雄・元読売新聞論説委員   など
 ・参加:無料(交流会は2000円要)  申込締切:1月21日(土)
 ・詳細>> http://www.ref.or.jp/tokyo.html



 ●京都大学市民講座「きわめる」
 ・日時:2006年2月11日(土・祝)─2月12日(日)13:00─16:20
 ・会場:京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
 ・プログラム:
  「脱温暖化社会をきわめる」 松岡 譲・京都大学地球環境学堂教授
  「放射線できわめるがん治療」平岡眞寛・京都大学医学研究科教授 など
 ・受講:1,000円(全講義を通しての受講料)  申込締切:1月23日
 ・詳細>> http://www.kyoto-u.ac.jp/top_b/din2/d-in06.htm



 ●「かんでんクラシック・スペシャル─オペラへの誘(いざな)い2006」
 ・日時:2006年2月23日(木)・24日(金)18:30開演
 ・会場:フェスティバルホール(大阪市北区中之島)
 ・内容:オペラ「カルメン」より(作曲:G.ビゼー)
 ・出演者:
  カルメン  福島紀子(関西二期会)
  ドン・ホセ 松本薫平(関西二期会)
  (指 揮) 現田 茂夫
  (管弦楽) 大阪フィルハーモニー交響楽団
 ・応募:各日ペア800組(1600名様)無料招待  応募締切:1月24日
 ・詳細>> http://www.kepco.co.jp/topics/opera2006index.html




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