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「微妙さ・小ささにこだわる──文化史に見る『日本人の心』と関西」

「日本文化」の周辺

 

●能

日本最古の音楽劇で「能面」を使う仮面劇でもある。抑制された静かな動きで、役者は感情を声に出さないが、省略された1つの動きにいくつもの内容が込められ、無表情な能面にもたくさんの表情が隠されている。南北朝時代に、世阿弥(1363〜1443)が幽玄美を追求する夢幻能を確立させた。



●「船弁慶」

源義経が、平家討伐ののち、兄の頼朝と不仲になり、西国に下る場面から始まる能楽作品。前半は都から下る義経一行についてきていた静御前を咎めた弁慶が義経に進言し、それを聞き入れた義経が、静御前を都へ帰す哀切な別れの場面。後半は静御前と別れた義経ら一行が海上で、義経に滅ぼされた平家の怨霊に悩まされるが、弁慶が五大明王の力を借りて祈り伏せると波間に消えていくという、劇的な場面で構成されている。



●田楽

田植えの際の農耕儀礼に、笛や太鼓を鳴らして唄ったり舞ったりした「田舞(たまい)」が、発達した芸能。中国から伝わった散楽(のちの猿楽)の影響を受けている。鎌倉末期まで流行したが室町後期には衰退し、現在は民俗芸能として残り、社寺の行事などで行われている。



●狂言

鎌倉時代に猿楽本来の笑いの要素がせりふ劇となり「狂言」が生まれた。能との組合せにより発展し、中世庶民の間に滑稽・物真似の笑いをまき散らし、冗談や洒落を本位とすることなどにより笑いの度合いを次第に高め、洗練された芸能になる。江戸時代に幕府の式楽となったため、東京の狂言は、武家式楽として格式ばった堅苦しい性格があるのに対し、京都に残った茂山家の狂言は、御所や社寺仏閣の行事に参加しつつも庶民とともに生きてきたため、雅さや品位を保ちながら、気楽に楽しんでもらうという親しみ易さがあり、東西で芸風が異なる。



●人形浄瑠璃(文楽)

日本固有の人形劇。江戸時代初期に京都、大阪を中心に発達。浄瑠璃語りの太夫、三味線、人形遣いの三業による演芸で、歌舞伎にもさまざまな影響を与えた。太夫としては竹本座の竹本義太夫、作者の近松門左衛門、紀海音などによって一様式を確立。明治初期に三世植村文楽軒が松島に文楽座を開場し、人形浄瑠璃を「文楽」と通称するゆえんとなる。



●道頓堀の芝居小屋

道頓堀は江戸時代、人形浄瑠璃、歌舞伎踊り、操りからくり、手品、曲芸などを出す芝居小屋でたいへん賑わっていた。道頓堀五座といわれる「弁天座」「朝日座」「中座」「角座」「竹本座」(浪速座)と、浜芝居と呼ばれた小さな芝居小屋がたくさんあり、芝居街として最盛期を迎えた。芝居見物のための食事も発達し、道頓堀は食の街としても発展。現在も、大阪松竹座や、新歌舞伎座、文楽の国立文楽劇場など、芝居街の伝統が残る。



●東京「歌舞伎座」

歌舞伎座は、歌舞伎専用の劇場として、明治時代に演劇改良運動の流れを受けて開場された。音響がいいことでも有名で、かつてはオペラやオペレッタの公演も行われていた。今日に至るまで名実ともに代表的な歌舞伎劇場として知られる。



●京都「南座」

南座は日本最古の劇場で、江戸時代初期に幕府が四条河原に官許した7つの櫓(やぐら)の伝統を今に伝え、歌舞伎発祥の現在地に残る。現在の桃山風破風造りの豪華な建物は昭和初期のもの。平成の大改修では京の景観にとけこんだ外観を残して内部を全面改修、最新設備の劇場に生まれ変わった。年末の顔見世興行は京の風物詩である。



●大阪「松竹座」

大阪松竹座は、日本初の洋式劇場として1923年(大正12年)に開場。松竹楽劇部(後のOSK)の本拠地となり、海外の舞踊団や俳優による実演も行われ、文化拠点となる。以後、戦前より映画館として興行。数々の名作が上映されてきたが、1994年に映画館としての幕を閉じ、1997年に演劇場として新築開場。歌舞伎、ミュージカルから松竹新喜劇まで、様々なジャンルの演劇が行われている。



書籍・雑誌・新聞等を参考に編集室まとめ




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