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「2009年度採用への準備が進む。関西電力が求める人材像とは?」

2007.10.01
関西電力人材活性化室 人材開発グループの北尾伸二チーフマネジャー



関西電力人材活性化室 人材開発グループ
チーフマネジャー 北尾伸二

2008年度採用内定者のフォローや2009年度採用への準備が進む秋──関西電力の採用チームに忙しい季節がやってきた。関西電力はどのような人材を求めているのか? 採用選考の進め方や最近の採用市場の状況は?──関西電力人材活性化室 人材開発グループの北尾伸二チーフマネジャーに訊いた。

――求める人材像は? ●○●
それは、関西電力が社会においてどのような役割を果たしていくのかということと関係がある。まず第一に、ライフラインである電気を安全に安定的にお届けするという創業以来の最大の使命、さらには、近年の電力自由化の中で関西電力という会社が選ばれ続けるために、人々の生活を豊かにする新しい商品、サービス、技術の開発を進めていく仕事──つまり、電気をお届けするという「守る仕事」から、新たなお客さま価値を創造するという「攻める仕事」まで、多様なフィールドがあり、多様な人材を必要としている。ただ、その中で共通して求めるのは、責任感と情熱を持って、一生懸命に物事に取り組んでいただけるかということ。それが当社の「使命感」を支える源になっていると思っている。もう一つ、安定供給は基本的にはチームワークで成り立つものなので、組織の中で相手の立場に立って、コミュニケーションができること。これは営業の場面でも、お客さまの立場に立つという点で重要だ。だから、選考過程では筆記試験も行うが、人物重視の選考を行っている。

――採用状況と選考スケジュールは? ●○●
やはり企業を支えるのは人材であり、技術継承を円滑に進めていくためにも、安定的・継続的な人材確保が重要だ。採用状況としては、2007年度は376名が入社、2008年度は380名の計画。採用選考のスケジュールは、大学院・大学生、高専生、短大生の場合は、「採用選考に関する企業の倫理憲章」に則り、エントリーシート等の提出に始まり、4月1日以降、順次、筆記試験や面接といった選考を進め、内々定、そして10月1日に正式内定となる。高校生は、行政の指導に従い、7月1日以降に求人、9月16日から選考を始める。

――最近の採用市場は? 留意していることは? ●○●
近年の景気回復基調と団塊世代の大量退職に伴う2007年問題等により、企業の採用意欲はバブル期並み、もしくはそれを超える高まりを見せており、優秀な人材は奪い合いの状態。そういった状況にあって、学生が就職にあたって最も重視することが「やりたい仕事ができること」。ところが電力会社は、電気をつくって送る会社というのは知っていただいているが、実際に社員がどのような仕事をしているのかが見えにくい。そこで、学校や就職情報会社などが主催する説明会にできる限り参加し、関西電力各部門の若手社員の協力も得ながら、積極的に仕事内容を理解していただくようにしている。

――インターンシップにも力を入れているとか? ●○●
はい。学生の皆さんに就業体験の場を提供するという企業の社会的責任の一環として積極的に実施している。自分の将来を考えることは大切だと思うし、電力会社の仕事への理解を深めていただく絶好の機会とも考えており、99年から公募制で毎年行っている。大学生の場合、夏休みの8月末に2週間、各部門ごとに、電化推進営業コース、企業広報実践コース、系統運用コースなど、事務系・技術系合わせて計20コース以上、60人程度を受け入れている。内容は課題解決型インターンシップとして、例えば我々の人事部門では「内定者研修を考える」というテーマで、自ら検討した内容を提案していただいた。加えて2007年2月には、2日間の日程で冬季インターンシップ・原子力コースを新設した。このコースでは、関西電力の基幹電源である原子力への理解を深めていただくことを目的に、原子力発電所を見学のうえ、原子力のあり方についてディスカッションしていただいた。一方、高専生や高校生に対しては、初期配属となる第一線職場を中心に、設備見学会、職場見学会を実施している。

――参加された学生や生徒の声は? ●○●
「関西電力って、いろいろな事業にチャレンジングに取り組んでいるスケールの大きな会社ですね」とか「堅い会社かと思っていたら、雰囲気が明るく、親切な方が多かった」など、総じて「関西電力のイメージが大きく変わった」と好評だ。

――今の学生の就職活動についてはどう見ている? ●○●
ある就職情報会社が学生に行った調査で、「あなたの就職活動を漢字一文字で表すと何?」という問いに対して、ここ4年間トップの答えが「楽」。思ったより「楽」に内定が取れたというのと、いろいろな仲間に出会って「楽」しかったと。そもそも就職活動においては、「楽しい」だけでなく、「悩ましい」、「厳しい」局面等、いろいろ経験されると思うので、一文字で表すことは難しいと思うが、いくら売り手市場でも、楽とか、イベント的に楽しかったと捉えられているのであれば残念に思う。就職活動というのは、自分の将来について考え、悩み、そして選考に合格することで、人間として幅を広げ、成長する場とも考えている。実際、我々は、学生に対して、就職活動の機会に、いろいろな業界、企業を訪問し、研究して、そのうえで関西電力に応募して欲しいと伝えている。いろいろ考えて、悩み、そして入社に至ったという充実感、達成感が、入社後の頑張りにつながると思っているので、是非とも、そのような就職活動をしていただきたい。

――入社後の研修などは? ●○●
最近、世の中、転職する人が増えているようだが、関西電力としてはじっくり人を育て、長く働いていただくことが基本だと考えており、その意味で研修はしっかり行っている。まず、社内研修機関である「能力開発センター」に宿泊し、新入社員全員共通の研修を1週間程度実施。その後、引き続き、配属部門ごとの「専門研修」を行う。事務系社員は全員、原則営業部門の配属となっているので、営業部門の新入社員研修。技術系社員は、原子力、火力、電気、送電、ネットワーク技術、ITなど各配属部門に分かれ、部門によっては9月末まで同様に能力開発センターに宿泊して、集合研修を受ける。この新入社員研修において、社会人として、関西電力社員として基礎的なことを学ぶと同時に、事務・技術あるいは専門分野や年齢を超えた「同期のつながり」をつくることも期待している。その後、初期配属となるが、関西電力で一番大切なのは、お客さまであり、電力設備であることから、事務系社員は営業所に、技術系社員は営業所・発電所・電力所に配属し、それぞれ第一線職場で直接お客さまと接したり、電力設備に触れていただく。

――2009年度採用の計画は? ●○●
2009年度の採用計画はまだ具体的には決まっていないが、中長期的に安定的・継続的に採用していく考えである。ただ毎年、労働市場も我々の事業環境も変わってくるので、環境変化を踏まえながら必要な人材を採用していきたい。

――では、今後の抱負と課題は? ●○●
近年、「753現象」と言われるように、最近の若者は入社3年でかなりの人が退職する。3年だとキャリアを積んだとは言えず、早期の退職は、彼らにとっても我々企業にとってもマイナス。関西電力ではそのような状況になっていないが、それは、採用PR、選考、内定後・入社後のフォローと各段階を通じて、企業にとって大切な「人」に、労を惜しまず、誠心誠意接してきたからだと思うし、今後もしっかりと継続していきたい。加えて、採用というのはゴールではなく、スタートである。入社後、成長し、活き活きと働いていただくことが最も大切。その意味で、新入社員研修も含め、いかに人材を育成していくか。そこに力を注いでいきたい。また、全く別の大きな課題であるが、今、理科離れ・科学離れが進んでいると言われている。我々は、そういった状況でも、電力会社の基盤である電気、原子力といった分野の優秀な人材を確保してきた。が、一方で、より多くの学生にこの専門分野に進んでいただくために、電気、原子力の分野、そして就職先としての電力会社の仕事の魅力・やりがいを伝えていく努力も必要だ。そういう中、近年、地球温暖化やエネルギーセキュリティの面から、国際的にも原子力が見直され、わが国も「原子力立国計画」を打ち出し、今年からは「原子力人材育成プログラム」も動き出した。原子力関係の学部・大学院が新設されており、原子力を支える人材の育成の取り組みが動き出している。一方、電気工学分野については、こうした取組みがないため、業界として、産学連携を推進する「パワーアカデミー」の創設を決め、将来の電気系人材の確保と育成に着手した。関西電力としても、先程述べたインターンシップをはじめとして、必要な協力・連携を行っていく。このように短期から長期まで課題は多いが、変えるものと変えてはならないものを認識しながら、関西電力を支える人材の確保・育成を確実に進めていきたいと思っている。 ■


関西電力採用サイト>> http://www.kepco.co.jp/saiyou/index.html



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