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「関西電力グループの総合人材サービス会社って?」

2007.03.15
かんでんジョイナスの前田良昭社長



かんでんジョイナス
社長 前田良昭

派遣、契約、パート社員など労働者側の働き方の多様化、コア事業も含めたアウトソーシングなど企業側の経営手段の見直し等、労働市場の流動化が進むなか、関西電力グループでは10年ほど前から人材サービス事業に取り組んでいる。設立の経緯や事業内容、今後の課題は?──かんでんジョイナスの前田良昭社長に訊いた。

――設立の経緯は?  //////////
かんでんジョイナスは1998年に設立。当時、人々の働き方が多様化するなかで、企業側にも正社員を終身雇用する形から、もう少し弾力的に雇用の自由度を増やし、最終的にはコストダウンにもつなげたいというニーズが高まっていた。そこで関西電力グループとしても人材派遣事業に乗り出そうと。もともと、関西電力グループ会社で人材サービス事業を行っていた、関電サービスの人材派遣事業部を発展させ、もっと自由度の高い形で、世間一般の派遣会社と比較して負けない組織にしようと考え、別会社として設立した。

――事業内容は?  //////////
「人材派遣」を中心に、「アウトソーシング」「人材紹介」「研修」を4本柱にした総合人材サービス会社だ。累積登録者数は約11,000人。月間約1,400人を、派遣やアウトソーシングしている。今、拠点は大阪だけだが、勤務地は大阪を中心に関西はもちろん、福井、富山や名古屋にも派遣している。

――人材派遣業界は右肩上がりのイメージがあるが?  //////////
派遣人数、派遣事業者数は非常に増えているが、共通の悩みがある。というのは、確かに景気が回復して企業からの派遣ニーズは右肩上がりだが、派遣する人材が不足している。これまで派遣でやってきた人にも正社員志向が増えてきており、良い派遣スタッフは各社で奪い合っている状態だ。

――競争が熾烈化するなかで、かんでんジョイナスの特徴は?  //////////
ほとんどの人が複数の派遣会社に多重登録をするので、ブランド力が勝負。関西電力グループの派遣会社なので、派遣先は関西電力はじめ関西電力グループ会社が中心だから安心してください、と言っている。怪しいところに派遣させるわけではないと(笑)。業務としては、電力系派遣会社だと技術者派遣中心と思われがちだが、実際は事務用機器操作とかファイリングなど事務の派遣が多い。また特徴としては、PR館の受付案内業務を扱っていることが挙げられる。企業受付の仕事はどこの派遣会社にもあるが、PR館を持つ会社はさほど多くない。関西電力の場合、発電所のPR館やオール電化のショールームなどが各地にある。そこへの派遣のほか、公共施設では「大阪市立科学館」や「咲くやこの花館」などにも案内スタッフを派遣している。

――アウトソーシングでは?  //////////
特徴的なのは、電化推進イベントの運営スタッフである「電化アドバイザー」。IHクッキングヒーターなどオール電化の需要が非常に伸びているなか、電力会社やハウスメーカー、電機メーカーなどからの電化イベント開催の要請が多く、土日を中心に、各所でイベントがあるたびに、現地で対応してもらっている。当社では、食材や電化機器の手配から搬入、設営、実演まですべて行っており、電化アドバイザーとしての登録は現在、100人以上。みんな最初から電化に詳しかったワケではない。登録してもらったあと、当社の「オール電化テクニカルセンター」で、我々自身が講師になったり、メーカーさんなどを招いて、教育・研修を実施。スキルを身につけたあと、現場に出てもらっている。

――やっぱり女性が多い? 男性の登録者は?  //////////
派遣スタッフや電化アドバイザーは主婦の方など女性が多いが、アウトソーシングのスタッフには男性も多い。例えば、男性スタッフの場合は、同じ関西電力グループのケイ・オプティコムが展開する、光ファイバー「eo光」の営業支援チームで活躍していただいている。技術提案をできる当社スタッフがチームを組み、訪問営業に回るという形だ。

――IHや光ファイバーというのは、いかにも関西電力グループらしいが?  //////////
関西電力グループ以外でも、新しいニーズがある。最近、国や自治体が「指定管理者制度」として民間に仕事を出す動きが活発化しており、その一つとして、近江八幡市の勤労者福祉センターの運営を、当社が落札した。これまでは市が運営していたが、2007年4月からは、館長はじめスタッフは当社従業員として採用し、受付業務などのお客さま対応から、施設のファシリティ関係である、電気や水道の管理、清掃、警備、さらには自主事業としてPRイベント、パソコン教室など全てを我々が運営していく。

――3つめの柱としての人材紹介は?  //////////
有料職業紹介と再就職支援を行っているが、最近、再就職支援業界は様変わり。不景気の時はリストラも多く、再就職支援を手がける会社が多かったが、景気が回復してきて減ってきた。我々はニーズに応じてカウンセリングや研修などを行い個々人にとって納得度の高い再就職支援を続けており、みなさん希望される職種に就いていただいていると考えている。また現在、より力を入れているのが職業紹介の方。専門の知識と経験を有した方を、希望される企業に紹介。採用実績も結構ある。特に50代後半や60代の年輩者も紹介しているのが特徴だ。それと電力関係の設備管理や施設管理への紹介も多い。

――もう一つ、研修事業もやっている?  //////////
主に関西電力グループ会社の研修を行っている。新入社員教育や階層別研修など、企業規模によっては1社ではなかなか実施できない場合があり、数社から受講希望者を募り合同研修も行っている。来年度は特に、関西電力と連携を図り、CSR、コンプライアンス、情報セキュリティをプラスした研修に力を入れる予定だ。

――今後の課題と抱負は?  //////////
やっぱりある程度規模がないと、この業界はしんどい。登録者を大勢抱えるほど臨機応変な対応が可能になる。各地のお客さまニーズに細かく応えようとすると、それぞれ地元の人材で対応できるのが望ましい。スタッフ登録時には面談も必要で、拠点が大阪にしかない今は、各地への出張登録会などで対応しているが、将来的には神戸、京都、若狭などにも登録センターを拡げ、地道に規模拡大を図りたい。もう一つ大きな課題は、いかに優秀なスタッフを抱えられるか。関西電力グループの人材派遣会社があると知っている人はまだ少なく、先頃、初めて交通広告を出し、知名度向上への取り組みを始めた。また「JOINUS@ぱるクリック会」として登録者が無料で受けられるパソコン教室なども開き、スキルアップをサポートしているが、一番大事なのは、我々自身がいかに信頼を得られるか。設立当初10人程度だった社員も、今は58人。社員のコミュニケーション力を高めようと社内研修も強化しているし、個人情報を扱っている会社なので、2006年6月にはプライバシーマークも取得した。人材サービスというのは、結局は「人」。人と接し、人と企業を結ぶ仕事。我々にとって登録スタッフもお客さまだし、クライアントもお客さま。お客さまの信頼を得て、リピーターを増やしたい。「かんでんジョイナスの紹介でまた仕事をしたい」「この間の派遣、良かったからまた頼む」とか、お客さまからそう言ってもらえる会社にしていきたいと思う。 ■


かんでんジョイナス>> http://www.kanden-jns.co.jp/index02.html



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