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「メディカルフィットネスクラブ、『Kフィット』って?」

2006.12.15
関電アメニックスの亀崎利博・企画開発部長・中之島プラザ事業部長



関電アメニックス企画開発部・中之島プラザ事業部
部長 亀崎利博

中之島プラザ
中之島プラザ
ロビー
ロビー
アゴラシオン
アゴラシオン
トレーニングルーム
トレーニングルーム
トレーニングルーム

関西電力のグループ企業「関電アメニックス」が、ちょっと変わった事業を展開している。2006年4月、社員の厚生施設だった中之島プラザをリニューアルし、広く一般客に開放。メディカルフィットネスクラブ「Kフィット」をオープンさせた。その狙いや特徴、今後の展望は?──関電アメニックスの亀崎利博・企画開発部長・中之島プラザ事業部長に訊いた。

――関電アメニックスは、どのような会社?  //////////
健康に大きくグリップする会社・関電アメニックス──現在は「健康」をテーマに事業を展開していこうと思っている。レジャー会社としてゴルフ場やスポーツパーク、ホテルを運営、ここ中之島プラザではメディカルフィットネスクラブ「Kフィット」や結婚式場「アゴラシオン」の他に、レストランなども運営しており、身体の健康と心の健康をみなさまに提供している。

――この中之島プラザを2006年4月にリニューアルされた?  //////////
ええ。交通アクセスがあまり良くない場所なので、かなり斬新なものでないと集客は難しい。だからKフィットも非常に先鋭的な企画にした。

――先鋭的とは? Kフィットはほかのスポーツジムとどう違う?  //////////
多くのスポーツジムでは、お客さまにマシンを開放して自由にトレーニングしてもらい、スタッフはマシンの使い方をちょっと教える程度という形が多いが、ここは違う。もちろんプールもスパもジムもあり、ジムには他の施設には少ない可動域の高い最新マシンも置いているが、見学に来られた方が驚かれるのが、マシンを使っている人が少ないこと。ここではマシンにはあまり頼らない運動を勧めている。というのも、Kフィットでは、医療とフィットネスを融合させた「メディカルフィットネス」がウリだからだ。

――メディカルフィットネスとは?  //////////
米国アスレティックトレーナー協会(NATA)公認、米国医学会から準医療従事者として認定されたアスレティックトレーナー(ATC)によるエクササイズプログラミングと、関西電力病院による検診・指導、エル・スエヒロフードサービスによる栄養指導・食事療法といった先進的サポートにより、一人ひとりに適した理想の身体づくりをめざそうというもの。メディカル会員の場合は、入会後まず関電病院でのメディカルチェックを受ける。糖尿病や高脂血漿、メタボリックシンドローム、CTスキャンで内臓脂肪を撮影するなど厳正にチェックを行った後、心電図をとりながら、安全に運動できる範囲を測定する運動負荷試験を行い、医師が「このレベルの運動ならしてもよい」という判断を行う。その判断をもとにATCが個別プログラムを組み、月2回マンツーマンでパーソナルトレーニングを行う。ATCは独自のエクササイズを200以上持ち、良くなってきたからこういう運動をしようとか、家ではこんな運動をしてくださいということを適宜細かく指導する。希望により、管理栄養士による食事指導も受けられる。つまりメディカルチェックからトレーニング、食事まで全て取り入れてお客さまの身体を変える、という総合的な徹底サポートを行っている。

――ATCというのは、そんなにスゴい?  //////////
非常に狭き門となっているNATAが認めるアメリカの大学の専門課程で4年間学び、3割に満たない合格率の国家試験に受かればATCになれるが、資格をとってから3年に1度、80時間NATAが認める講習会に出てポイントを得ないと、資格は剥奪されるという厳しいもの。日本でいう理学療法士で、米国のATCはスポーツ医学においては最高峰、病院で働ける準医療資格者だ。だからプロの運動選手やトップアスリートから、病気や怪我で手術直後の人や糖尿病の患者までサポートすることができる。日本での認知度はまだ低いが、プロ野球選手やプロゴルファーなどを個別指導していることが多い。

――そのATCがここに常駐している?  //////////
そう、KフィットにはATCが常駐している。ATCが常駐するスポーツクラブは西日本ではここが初めて。これだけの知識と技術をもった人間が現場にいることはまず普通ではありえない。日本人のATCは僅か200人ほどで、半数はアメリカ在住。ここには元シカゴ・ホワイトソックスや元サンフランシスコ・ジャイアンツといったメジャーリーグで活躍していたATCがいるし、元劇団四季のATCもいる。イチロー選手も絶大な信頼をおくシアトル・マリナーズアシスタントトレーナーも、シーズンオフにはここで指導している。

――A-YOGAとかソマティックコーチングなどユニークなプログラムもあるそうだが?  //////////
A-YOGAは元劇団四季のATCが考案したもので、ヨガを科学的にアレンジし、心身の調和を考え、本来の身体能力を引き出すもの。他のフィットネスクラブにはほとんどないプログラムだ。また、ソマティックコーチングは日本初のコンディショニングメソッド。地球上の生命体の進化と人間の子供から大人になる進化を重ね合わせて、本来の身体の使い方を蘇らせようというもの。現代人は身体を本来どおりに使っていないから、不調になる。だから本来の身体の使い方を思い出せば、不調もなくなる。実際、ソマティックコーチングをやり始めて腰痛が激減したと言われる方もいる。これも日本ではKフィットだけの独自プログラムだ。

――会員の状況は?  //////////
現在、一般のマスター会員に加え、ATCの指導を受けるメディカル会員が約150人。50代のアクティブ・シニアが中心だ。会費も指導の中身を考えると非常に割安で、価値をわかっていただければ、やめる方はほとんどいない。もう一つ、プレミアム会員になると、PET検査が受けられるし、プライベートルームで他人と顔をあわせることなく、トレーニングができる。プライベートルームは、プロゴルファーなどプロスポーツ選手、トップアスリートたちのトレーニングにも使われるし、劇団四季の方々もオフの時によくトレーニングに来られる。

――管理栄養士の指導も受けられる?  //////////
さきほど紹介したメディカル会員への個別指導に加え、この中之島プラザのレストランにて健康食も出している。糖尿病の方も気にせず食べていただける低カロリーのフレンチなど、レストランのシェフが関電病院の医師と一緒に考えたメニューを提供。気軽に安心して楽しめるから大変喜んでいただいている。もちろんレストランはKフィットの会員でなくても、広く一般の人に来ていただける。

――メディカルフィットネスの効果について、会員の声は?  //////////
会員に好評なのは、個別指導のもとで運動ができ、運動によって身体の改善ができる点。リウマチで手が動かなかった人がゴルフができるようになったとか。一目で外見の変化に気づくほど姿勢がよくなったり、ベルトの穴の位置が変わるほど腹部の変化が出た方もいる。また中性脂肪値が下がったり、糖尿病患者の方の血糖値が適正値に戻った例もある。このような人たちはATCの指導と、1週間に1、2回フィットネスに通ったことで結果が出ている。機械を使ったトレーニング方法ではないので、家でも実践できる。

――今後の課題と抱負は?  //////////
このようにいろいろと新しいこと珍しいことをやっているのに、まだまだ認知度が低いというのが一番の課題。当面の目標はもっと多くの方に知っていただき、この素晴らしいフィットネスの会員となっていただくこと。医療制度改革の一環で、2008年には生活習慣病予防の徹底策として、健康保険組合が医療保険者に対し検診・保険指導を行うことが義務づけられる。保健指導ならKフィットの運動指導が生かせるわけで、同じく関電グループのケイ・オプティコムとも連携して、ネット配信による「商圏のないフィットネス」のようなものも将来的には考えていきたい。健康面からの社会貢献という意味で、日本のフィットネスを変えることを目標に、志高く取り組みたい。 ■


関電アメニックス>> http://www.k-amenix.co.jp/

KFIT中之島ウェスト>> http://www.m-kfit.com

アゴラシオン>> http://www.agorazion.com



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