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「なぜ関西電力が『ヘルスケアサポート』?」

2004.03.15
北村淳一郎



 関西メディカルネット
 総務企画部長 北村淳一郎



2003年、関西電力は会員制ヘルスケアサポート事業会社「関西メディカルネット」を設立、健康・医療ビジネスに進出した。なぜ関西電力がヘルスケアなのか――同社の北村淳一郎・総務企画部長に訊いた。

――そもそも、なぜ関西電力が「ヘルスケアサポート」なのか? //////////
医療も健康も電気同様、日々の生活に欠かせない。それを関西電力グループで提供したい、ということだ。電気は空気のようなもので、お客さまはこれまでとくに電力会社を意識することはなかった。しかし、電力自由化が進むなか、もっとお客さまとの接点を拡大し、目に見える・顔が見える形でサービスを提供していくことによって、これからもずっと関西電力を選んでいただきたいと考えている。だから関西電力は新規事業分野の一つとして、介護やホームセキュリティなどお客さまに身近な「生活アメニティ」事業を展開しており、ヘルスケアサポートもその一環だ。
また健康・医療分野は、実は関西電力の新規事業の柱である「情報通信」事業上も非常に重要な分野。なぜなら、画像診断データをスムーズに送るには、大容量の通信インフラが必要になり、グループの保有する光ファイバー網が役に立つ。

――健康には誰もが関心を持っているが、どのようなサービスを受けられるのか? //////////
日本人の死因の約6割が、癌、心臓病、脳疾患という3大生活習慣病によるものだ。私どもは、癌を早期に発見できるPET(陽電子放射断層撮影法)を中心に3大生活習慣病の高度健診から高度医療機関の紹介まで、健康管理を一元的にサポートする。私どもの「メディカルサポートシステム」の会員になっていただければ、高度健診はもちろん、パーソナルドクターによる詳細な受診結果説明、異常が発見された場合には専門医のご紹介、さらに日常の健康相談や、ご自宅や医療機関への健康データの配信サービスなどをご提供している。

――「PET」とは何か? あまり聞き慣れないが。 //////////
癌の克服には、早期発見、早期治療が大事という話はみんなどこかで聞いたことがあると思う。その切り札として、今注目をされているのがこの「PET」検査だ。FDG(フルオロデオキシグルコース)というブドウ糖の類似物質により、からだのブドウ糖代謝を画像化する。検査は注射をして撮像するだけで、痛みや苦痛を伴わない。しかも、PETなら頚部から大腿部までを一度にチェックすることができるうえ、ミリ単位の癌まで発見できるケースもある。もちろん癌の部位や種類によってPETでも見にくい場合があるのでパーフェクトとはいえないが、「メディカルサポートシステム」では、PET・CT・MRI・内視鏡などの高度な画像診断を駆使した総合健診を実施することにより、普通のドックよりもはるかに高い確率で疾病を発見することができる。年会費24万円を高いとみるか、安いとみるか、それはその方の健康とお金に関する意識によるだろうが、健康に関するさまざまなコストをトータルで考えると、幅広い方々にとって価値あるサービスだと自負している。

――会員の声は? //////////
みなさん検査を受けることで、とても安心できる、と言っていただいている。私自身、一度検査を受けたが、本当に快適だし、検査後の何もないと聞いたときの安堵感。自分で言うのもなんだが、これは1回受けると、毎年受けたくなる。たとえ何か見つかっても、早期だから大丈夫だと思えるし。ただ、最初の1回目はちょっと怖い。早期でないモノが見つかる可能性があるわけだから。実際にここの検査で癌が見つかって入院し、既に退院された方もおられる。検査を受けていなければ将来手遅れになっていたかもしれず、会員の方々には喜んでいただいている。

――ここの施設は普通の人間ドックと違い、何か温かい感じがするが。 //////////
会員の方にご満足いただくことが第一だから、事務的に検査をパパッとこなす人間ドックと比べると敢えて手間をかけてお世話させていただいている。検査レベルが高いことはもちろん、パーソナルドクター、かかりつけ医が専属的に会員サポートを行うのも安心要因の一つ。普通の人間ドックの先生は顔も名前も覚えていないことが多いが、ここは大学病院並みの検査と身近なかかりつけ医としての機能を併せ持ち、治療が必要な場合は最高の医療スタッフネットワークも持っている点が、他にない特徴だ。それに、検査を受けていただく人がリラックスできるよう、健診センター内の環境には気を配っている。検査の待合いロビーは航空会社のエグゼクティブサロンのような雰囲気に、また、絶食でいらしていただくので、館内にレストランを設け、リラックスした中にも良い雰囲気で美味しい昼食を楽しんでいただけるよう、配慮している。金儲けのために検査数をこなすのではなく、きちんと検査してサポートして、会員の方の信頼を得ていくことを最も大切にしている。

――今後の抱負は?  //////////
メディカルサポートシステムの良さをもっと広めていかねばならないと考えている。PETについてもまだあまり知られていないから、まず予防医療の重要性やPET検査の有用性について啓発的に知らせていくことから始めたい。もう一つは会員サービスの充実。治療が必要なときの医療機関の紹介について、独自のデータベースをつくり、良い病院・良い医者に関する情報を会員に提供していきたい。会員の方にご満足いただければ、新しい会員を増やすことにも繋がる。自分で体験して良かったからと友人を紹介いただくケースも多い。そういうクチコミをもっと広げていただければ、と思っている。それに今年から会員制だけでなく、単発のPET検査セットのメニューも増やした。これが思った以上に反響があり、やはりみなさん、健康を気にしておられると。そういうみなさんへのサービスをもっともっと充実させていきたいと思っている。■



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