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地球環境問題は、価値観を変えないとダメな問題なのです。
今日は、たぶん日本では私しか話ができないような、非常に大きな視点からの話になるかと思います。ただ、あまりに大きい話ですと、ちょっと収拾がつかなくなるので、一応、地球環境とか文明に関わる問題に絞って話をしようと思います。
地球環境問題というのは、我々の価値観に関わる本質的な問題です。従前の特殊なものに価値を置くという考え方を改めて、普遍的なものに価値を置くというふうに価値観を変えないと、解決できない問題です。非常に分かりやすく言えば、ダイヤモンドはなぜ貴重かというと、希少だからです。特殊なのです。だから市場主義経済では価値がある。それに対して、例えば、空気であるとか、水であるとか、こういうありふれたものが、特殊なものよりも価値があるんだというふうに、考え方を変えていかないとダメなんです。しかしこれは、資本主義的な枠組みの中では、非常に難しいわけです。だまっていても、希少なものというのは価値がでて、みんな大切にするわけです。今日の私の話は、そういう普遍的であるとか特殊であるとかという問題に関わるような話になろうかと思います。
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地球とか、生命とか、文明。我々は、この世界の存在を当たり前のように思っていますが、宇宙というスケールで考えた時に、こういう世界は普遍なのかというところから物事を考えていかないと、実は地球環境問題も、それから「文明とは何か」とか、あるいは「そういう文明を築いていきている我々とは何か」という問題も、おそらく答えは出てこないでしょう。
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