MIND

先輩社員

R.Tahara

水力事業本部

MIND

先輩社員

R.Tahara

現場第一線で活躍しながら
まわりから一目置かれる存在へと成長したい。

関西電力を志望した動機は
何ですか?

「社会人になり、これから40年働くのであれば」と考えたときに、多くの人の生活に関わるような仕事がしたいと思い、ライフラインの一つである「電気」で生活を支えている電力会社にしようと決めました。
その中でも関西電力は、多種多様な設備を所有している会社ということを知り、興味を引かれたのが関西電力を志望した一番の理由です。

現在の仕事内容

私が勤務している奥吉野発電所は、関西電力の中でも数ヶ所しかない揚水式発電所です。発電機の起動速度が速く、電気の急激な需給変動に応じることができ、かつ大容量電源なので電気の安定供給には欠かせない発電所の一つです。ここで私は当直勤務を行っています。発電機の運転・停止操作や、異常がないか監視するための巡視などが主な業務です。現在、奥吉野発電所では大型工事が始まり、これから数年間かけて設備を更新していこうとしています。十数年に一度ぐらいの機会でしか経験できないことなので、今の経験を大事にして、次の機会では牽引できるぐらいの実力を身につけられるよう努力しています。

入社後の印象

入社前は「電気をつくって家庭に送る」と簡単に考えていましたが、いざ電気をお届けする立場になると、それだけではないということを知りました。関西電力では特に電気の品質というものにこだわっていて、周波数の安定や停電の防止など、品質の良い電気を送るための努力を全社員が一丸となって行っていると感じました。

ココが良い

安全に対しての意識が徹底しているところが一番だと思います。電気の取り扱いは、一歩間違えると大怪我に繋がります。ほかにもどんなことから災害に繋がるかはわかりません。細かい部分にも気を配って、安全確保のために確認などを行い、自身を含め仲間を危険な目に合わせないよう行動することを第一に考え、日々の業務に取り組んでいます。万が一、災害が起きてしまっても社内の情報連絡がしっかりしているので、再発防止のために全社員が情報共有し、同様の災害を起こさせないよう徹底しています。

エピソード

変電所で電気事故があり出動したときのことです。3相送電している内の1相で地絡が起きたという事故でした。
現場に到着して、全体を見ると特に変わった様子はありませんでしたが、地面を見ながら巡視していると、2cmぐらいの黒い焦げたゴミがありました。不思議に思い上を見ると数m上のところで鉄の柱に少し黒い跡がついているのを発見しました。
このゴミは、畑から風で飛んできた数mぐらいの大きさのビニールが電線に触れ、焼け焦げて地面に落ちたものでした。
些細なことでも安全・安定供給に支障をきたす恐れがあることを再認識し、安全に対する意識が強くなったできごとでした。

メッセージ

高専に入学したころは、5年間は長いと思っていました。実際には本当に長く、勉強や私生活も含めて、いろいろな経験をすることができた5年間でした。高専で学んだ知識や技術は体に染みついており、社会人になって活かすことができるものばかりです。関西電力では年齢に関係なく、ともに競いあって磨きあえる環境が整っていますので、これから関西電力を志望している皆さんとともに刺激しあいながら仕事に取り組めることを楽しみにしています。

目標&夢

私が勤務している奥吉野発電所では現在、十数年に一度の大型工事を数年がかりで行っています。大型の発電機の分解点検に加え、揚水起動装置、遮断器、断路器の取替えなどを同時に行っており、日々学ぶことばかりです。このような機会に勤務できることはそう多くはないと思うので、この機会を活かして先輩や協力会社から知識や技術を吸収し、今後、現場第一線で活躍し、先輩・後輩から一目置かれるような「水力マン」になることが目標です。

写真は、組合の青年部活動で橿原神宮のゴミ拾い清掃を行った時のものです。当日は冷え込んで辛かったのですが、普段は交流の少ない他所の若手と、交流を深めながらボランティア活動を行い清々しい気持ちになりました。また、私が現在勤務している奥吉野発電所は奈良県の南部にあり、住んでいる寮も山中にあるので、プライベートではよく車で移動しています。あてもなくぶらりといろいろなところに出かけて新しい発見をするのが最近ハマっていることです。

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