使命の最前線

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ネットワーク技術 電気の「道」を、途絶えさせない。

発電所でつくった電気を、配電線を通じてお客さまにお届けするのがネットワーク技術部門の仕事。変電所からご家庭、工場へ電気を運ぶ「配電ネットワーク」と、それを高度に運用する「情報通信ネットワーク」を構築し、保守管理にあたります。ネットワークに万一トラブルが起きれば、電気の供給は停止します。ネットワーク技術部門は、高品質な電気を安全に、そして安定的にお客さまのもとへお届けする重要な役目を担っています。
台風や地震でネットワークが寸断され、電気の供給がストップした時は、部門や部署のかき根を越え、全員が気持ちをひとつにして早期復旧に全力を挙げます。送電が再開され、再び電気がお客さまのもとに届けられると、多くの方から「ありがとう」とお礼の言葉も。家々に再び電気が灯り、まちに明るさがよみがえると、それまで不安な表情だったお客さまに笑顔が戻ってきます。それを間近で見ていると、ホッとする安堵の思いとともに、「この仕事をしていて、本当によかった」と心から思えるのです。

神戸のまちに再び明かりを 思いはひとつだけだった。

兵庫県南部地域に甚大な被害をもたらした阪神淡路大震災。関西電力は、2万6000人の従業員が気持ちをひとつにして、この未曾有の大惨事に立ち向かいました。
震災が起きたのは、1995年1月17日。観測史上初という「震度7」の大地震に見舞われた神戸のまちは、電力ネットワークがいたるところで寸断され、およそ260万軒にのぼる家屋で停電が発生。都市機能は、完全にストップしてしまいました。
関西電力は、その日のうちに本店と神戸支店に「非常災害対策本部」を設置。従業員総出で復旧作業と後方支援に乗り出しました。

※震災当時の記録用写真のため画質が低くなっています。

ネットワーク技術部門でも、震災発生直後から復旧作業チームが行動を開始。家屋やビルがいたるところで倒壊して道を塞ぎ、現場にたどり着くことすら困難な状況の中にあっても決してひるむことなく、ガレキの山を押しのけ、陸路がダメなら時には海路まで使って現場に駆けつけ、復旧工事にあたりました。工事のスタッフだけではありません。ある者は交通が途絶えて出勤さえままならない中、最寄りの営業所に常駐して被害状況の把握に努め、ある者は各地から寄せられる膨大な情報を、仲間とともにすべて手作業で集計、本部に連絡しました。
こうした懸命の努力が実を結び、震災発生から6日目には、病院や避難所への応急送電も完了し、一部地域を除いて神戸のまちに再び色とりどりの明かりが蘇りました。阪神淡路大震災は、チーム力、社員の連帯感、社会的使命感など、関西電力が持つ底力が真価を発揮した出来事でもありました。

※震災当時の記録用写真のため画質が低くなっています。

電気を安定してお届けするために