火力発電について
火力発電の概要

電気の需要は、季節や時間帯によって大きく変化します。火力発電は需要の変化に柔軟に対応することができるため、電力供給の中心的役割を担っています。さまざまな電源を組み合わせながら、季節や時間帯に応じて発電量を調整しています。

電力需要に合わせた電源の組み合わせ(イメージ)

電源の種類運用パターン特徴
石炭火力ベース運用原子力と同様に、出力一定で24時間運転している電源。電力需要の変化に応じた調整は行わない。
LNG火力ベース~ミドル運用電力需要の日間変化に応じた調整を行う電源。昼間は運転、夜間は停止し、毎日起動停止を繰り返している。
石油火力ミドル~ピーク運用電力需要のピーク部分に対する調整を行う電源。主に、夏、冬の高需要期に運転し、それ以外は需要が予想以上に伸びた場合の予備力として、いつでも運転できるように待機している。

石油や石炭、LNG(液化天然ガス)などの燃料を燃やして、ボイラで高温・高圧の水蒸気を作ります。その蒸気の力を利用して蒸気タービンを回転させ、タービンにつないだ発電機を動かし発電します。

ご覧になりたい設備名をクリックしてください。
(1)燃料タンク
(2)ボイラ
(3)タービン
(4)発電機
(5)変圧器

汽力発電

汽力発電(概念図)

重原油やLNG(液化天然ガス)、石炭などの燃料を燃やして、ボイラで高温・高圧の蒸気を作ります。
この蒸気を使って蒸気タービンの羽根車を回すことで、タービンにつないだ発電機を動かし発電します。
熱効率は約42~46%程度で、ベース電源~ミドル電源として運用しています。

汽力発電が導入されている発電所

コンバインドサイクル発電

コンバインドサイクル発電(概念図)

ガスタービンとその排熱を再利用した蒸気タービンを組み合わせた発電方式です。燃焼器で燃料を燃やし、その高温の燃焼ガスの力でガスタービンを回します。さらに、ガスタービンから排出される高温ガスを排熱回収ボイラで有効に回収し、高温高圧の蒸気を発生させ蒸気タービンを回して発電します。高い熱効率が得られ、石油火力と比較して発電単価も安く、ベースやミドル電源として運用されています。

コンバインドサイクル発電が導入されている発電所

ガスタービン発電

ガスタービン発電(概念図)

LNG(液化天然ガス)や灯油などの燃料を燃やして、高温の燃焼ガスをつくり、そのエネルギーによってガスタービンを回し、電気をつくる発電方式です。

ガスタービン発電が導入されている発電所

エネルギー