原子力発電について
エネルギー問題と原子力

現在、そして未来に向けたエネルギーについて考えた場合、安全を前提とした3Eの同時達成の観点から一つのエネルギー源に頼るのではなく、複数のエネルギー源をバランスよく組み合わせる「エネルギーミックス」の考え方は必要不可欠です。

3つの調和

安定供給が可能なウラン燃料

原子力発電の燃料となるウランは海外から輸入していますが、石油とは異なり産出国が偏っていないほか、政情の安定した国々に分散しているので、供給が安定しています。

ウランは少しの量で大量の電気をつくることができ、1度取り替えると1年以上発電できます。万が一ウランの輸入がストップしても、原子力発電所に加え、国内の燃料加工工場にあるウランを使えば約2.4年間原子力発電所の運転を継続できます。
また、使い終わったウラン燃料は再処理することで再び燃料として使用することができ、準国産エネルギーと位置づけられています。

また、発電コストの面でも、他の発電方法と比べて遜色のない水準です。

100万KW級(およそ原子力発電所1基分)の発電所を1年間運転するために必要な燃料
他電源と比較した原子力発電のコスト

CO2排出量の少ない発電方法

電源によってCO2排出量は大きく異なります。

原子力発電は、地球温暖化の大きな要因となる大気汚染・酸性雨の原因となる硫黄酸化物や窒素酸化物も出さないという特徴を持っています。
また、燃焼を伴わないため、CO2排出量が、石油・石炭と比べると格段に少なく、自然エネルギーを利用した太陽光発電や風力発電と同じ程度しかありません。

各種電源別(1kWh当たり)のCO2排出量
エネルギー