原子力発電について
美浜発電所3号機事故について

これまでの取組みと経緯

平成23年3月には、再発防止対策の全ての項目のルール化が完了し、現在は、日常業務として継続的に改善を加えながら取組みを実施しています。

平成16年 8月9日 事故発生
8月13日
~12月4日
すべての原子力発電所を順次停止し、2次系配管の点検を実施
9月27日 『関西電力株式会社美浜発電所3号機二次系配管破損事故に関する中間とりまとめ』(原子力・安全保安院(当時))がとりまとめられる
経済産業大臣から電気事業法に基づく処分と厳重注意を受ける
『美浜発電所3号機二次系配管破損事故について』(当社)を経済産業省・福井県・美浜町等に提出
11月13日 『二次系配管破損事故を踏まえた当社の今後の取組みについて』(当社)を発表
11月25日 『2次系配管破損事故を踏まえた高経年化対策の充実について』(当社)を福井県原子力安全専門委員会に提出
平成17年 3月1日 『美浜発電所3号機二次系配管破損事故について』(当社)、『美浜発電所3号機事故再発防止対策~より安全な原子力の事業運営を目指して~』(当社)を経済産業省・福井県・美浜町等に提出
3月14日 『「行動計画(骨子)」並びに「前回報告の補足説明資料」について』(当社)を美浜発電所3号機二次系配管破損事故調査委員会(原子力・安全保安院(当時))に提出
3月25日 『再発防止に係る行動計画報告』(当社)を経済産業省・福井県・美浜町等に提出
3月30日 第10回美浜発電所3号機二次系配管破損事故調査委員会
『関西電力株式会社美浜発電所3号機二次系配管破損事故について(最終報告)』(原子力・安全保安院(当時))がとりまとめられる
4月11日 原子力保全改革委員会を設置
4月26日 原子力保全改革検証委員会を設置
6月1日 『美浜発電所3号機事故再発防止対策の実施計画』(当社)を発表
6月17日 第1回原子力保全改革検証委員会の評価
美浜発電所3号機事故の再発防止対策は、着実に展開、実施されている。
しかしながら、各対策の実施状況については、これから対策の内容を固める計画段階のものや、現場第一線への展開を始めた対策もあり、今後の実施状況を注意深く監視、検証していく必要がある。
7月25日 原子力事業本部が若狭支社と統合して福井県(美浜町)に移転
8月9日 「安全の誓い」の日を定める
9月9日
~10月19日
技術基準適合命令を受けた美浜発電所3号機主復水配管の取替えを実施
10月7日 第2回原子力保全改革検証委員会の評価
現時点においては、すべての再発防止対策が計画を完了し実施段階に入っている。しかしながら、実施段階に入った再発防止対策の中には、実施を開始したばかりのものもあり、第一線職場において再発防止対策が確実に浸透されていることを引き続き検証していく必要がある。
11月16日 取替用配管の製作過程において三菱重工業の工場内で配管の製造番号の打ち替えがあり、その処理において品質記録の不適切な取扱いがあることが判明し、原子力安全・保安院(当時)から厳重注意を受ける
12月5日 美浜発電所3号機主復水配管について、原子力安全・保安院(当時)が技術基準に適合していることを確認
平成16年9月27日付けの美浜発電所3号機の運転を停止するよう命じられた件について解除される
平成18年 2月15日 『美浜発電所3号機事故再発防止対策の実施状況について』(当社)を原子力安全・保安院(当時)・福井県・美浜町等に提出
3月28日 原子力安全・保安院(当時)の評価
経営層の実質的意識改革や改善努力をもとに、当初の計画どおり実施され、的確に評価がなされ、それらの結果を踏まえてさらなる改善に結びついていく仕組みが構築されており、PDCAの一連の活動が自律的に行われつつあるものと判断する。
4月18日 第4回原子力保全改革検証委員会の評価
再発防止対策は継続的改善が自律的に進む程度の段階に至っている。
しかし安全文化の構築は一朝一夕にできるものではなく、これら一連の取り組みが持続的に行われていく必要がある。
5月10日 福井県、美浜町に美浜発電所3号機運転再開に係わる協議を申し入れる
5月26日 福井県、美浜町から美浜発電所3号機運転再開のご了解を受ける
9月21日
~10月3日
長期停止を踏まえて試験的に原子炉を起動
10月23日 プラント点検を実施した結果、健全であることを確認
平成19年 2月7日 経済産業省の最終試験に合格し、本格運転再開
4月24日 第8回原子力保全改革検証委員会の評価
再発防止対策が発電所に浸透し、継続的改善が自律的に進められている。 関西電力の再発防止対策の継続的改善とその水平展開を通じた安全文化の再構築状況について、引続き検証していく。
平成21年 4月17日 第12回原子力保全改革検証委員会の評価
美浜発電所3号機事故再発防止対策は、原子力事業本部ならびに各発電所において、自律的継続的に取り組まれており、日常業務のなかで目標を定め管理されている。 今後もこれらの取組みを風化させない施策の継続的検討が重要である。
平成23年 3月31日 「運転中プラントへの立入制限」の本格運用が始まり、再発防止に係る行動計画の全29項目のルール化が完了
5月20日 第16回原子力保全改革検証委員会の評価
再発防止対策の29項目全ての歯止め方策が完了し、日常業務として取り組まれることになるが、今後とも再発防止対策が風化することなく、自律的に実施されているかを本委員会で継続的に確認していく。
今後とも、事故の再発防止対策が風化することのないよう、継続的に改善を加えながら日常業務として確実に取り組んでまいります。
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