原子力発電について
公開情報

2010年5月28日
関西電力株式会社

 大飯発電所1号機は、定格熱出カー定運転中のところ、5月22日9時02分、中央制御室にある加圧器ヒータの故障警報が発信しました。
 原因調査の結果、4系統ある加圧器後備ヒータのうち、非常用母線から受電しているB系加圧器ヒータ分電盤を確認したところ、5つある加圧器後備ヒータ電源スイッチ(ブレーカー)のうちの1つの電源スイッチがトリップ位置にあることを確認したため、9時32分、運転上の制限の逸脱を宣言しました。
 引き続き点検を実施し、当該電源スイッチを取り替え、健全性を確認できたため、20時42分に運転上の制限の逸脱の復帰を宣言しました。
 本事象による外部への放射性物質の影響はありません。
(以上は2010年5月25日、ホームページにてお知らせ済み)

 その後、加圧器後備ヒータの1つの当該電源スイッチが切れていても安全上の影響はなく、残りの4つの電源スイッチから必要な電源を供給できることが判明したため、加圧器後備ヒータが保安規定で求める動作可能であることを確認したことから、5月27日10時に運転上の制限の逸脱の宣言を訂正しました。

以 上

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