このサイトでは、レイアウト設定のため、スタイルシートとJavascriptを使用しております。ご覧のブラウザは、スタイルシートに未対応のため、本来のレイアウトとは異なって表示されます。あらかじめご了承ください。

あくなき安全性の追求
大飯発電所の安全対策

メニューを開く

chevron_right安全性向上への決意

  1. chevron_right01 安全対策

メニューを閉じる

  • 大飯発電所の安全対策
  • 現場を見る
  • トピックス

大飯発電所だより2016 特別号 VOL.18

大飯3,4号機の原子炉設置変更許可申請の補正書の提出

 平成28年5月18日、大飯発電所3、4号機の原子炉設置変更許可申請の補正書を原子力規制委員会へ提出しました。今回の補正は、これまでの審査会合等の中でいただいた地震や津波、重大事故対策等に係るご指摘等を踏まえ、現時点で対応が必要な内容を反映したものです。

【前回申請(平成25年7月8日)からの主な変更点】
<参考:これまでの審査会合、ヒアリングの回数>
○審査会合  = 合計65回     [H28.5.18時点]
○ヒアリング = 合計約370回程度 [H28.3.31時点]
設計基準 平成25年7月8日 平成28年5月18日(補正書)
 地震 [ガル=最大加速度の単位] 700ガル ①      856ガル
 津波
 (3,4号機海水ポンプ室前)
上昇側:TP+2.54m
下降側:TP-1.84m
(TP:東京湾平均海面)
②    上昇側:TP+6.3m
     下降側:TP-4.8m
     ※潮位の変化を考慮
 竜巻 69m/s ③      92m/s
 外部火災 原子炉施設と樹木との距離を確保 ④森林火災の延焼を防ぐため、発電所主要施設
 周辺の樹木を伐採し、幅18mの防火帯を確保

 ※上記の他にも火山灰の厚さの設定や、地すべり対策、溢水対策についても見直しを行いました。
前回申請(H25.7.8)からの主な変更点 図

【前回申請(平成25年7月8日)からの主な変更点】
重大事故等対策 平成25年7月8日 平成28年5月18日(補正書)
 格納容器下部に落下
 した溶融炉心の冷却
・格納容器内にスプレイした水を用いて、
 格納容器下部に落下した溶融炉心を冷却
左記の内容に加えて以下を追加
①原子炉下部キャビティ水位計を新設
 格納容器内の
 水素爆発防止
②静的触媒式水素再結合装置を設置
・水素濃度の測定設備を配備
左記の内容に加えて以下を追加
③原子炉格納容器水素燃焼装置
 (イグナイタ)を新設
④可搬型格納容器内水素ガス濃度計を新設
 格納容器内雰囲気の
 冷却・減圧
・格納容器内のスプレイが可能となるよう、
 以下の設備を配備
⑤恒設代替低圧注水ポンプ
⑥可搬式代替低圧注水ポンプ
・小型消防ポンプ 
・左記の内、小型消防ポンプの代わりに
 ⑦送水車を配備
⑧原子炉格納容器水位計を新設

前回申請(H25.7.8)からの主な変更点 図

ミライスイッチ

安全性向上に対する当社の姿勢、これからのアクション 最新の報告書はこちら

関西電力の安全文化

私たち一人ひとりの安全への想い

一意専心 -関西電力の安全DNA-

原子力発電に関する公開情報

関西電力では、原子力発電の立地地域の方々をはじめ、社会のみなさまから安心・信頼いただける発電所を目指し、「発電状況と環境モニタリング」「保守運営・保全対策」「事故やトラブルの報告」等の積極的な情報公開に努めています。

公開情報一覧へ