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大人が楽しめる絵本の世界
読書の秋です。長い夜、推理小説や時代物語、 エッセーなどを読みふけるのもいいけれど、文字ばかりを追っていると、ついうとうと・・・なんてこともあるのでは?そんな時、絵本を開いてみてはいかがでしょう。子どものものと思い込みがちな絵本ですが、実は、大人が十分に楽しめるものがたくさんあるんです。

大阪府立国際児童文学館へ行ってみよう
万博公園の一角にある大阪府立国際児童文学館は、国際的な規模で児童文学に関わる資料を収集・保存、整理・公開している子どもの本の専門館です。現在、明治時代から現代までの国内外の子どもの本を約67万点も所蔵。貴重な本を閲覧したり、開架本
を、10冊2週間まで借りることができます。
大阪府立国際児童文学館の写真

特別公開!館内をのぞいてみよう
ふだんは一般の来館者は入ることのできない書庫内などを、今回、e-Patio会員に特別公開。文学館の特長と一緒にご紹介します。

特徴1 児童文学に関する資料センターである
児童文学に関する資料センターである

この館は、国内外の児童文学に関する資料を収集し、永久に保存することに努めています。出版社や個人、団体、機関から寄贈されたり、当館が独自に購入した貴重な資料、珍しい本を多数収蔵しています。

書庫

書庫写真4層に分かれた書庫には、年代別、ジャンル別に、本が収納されています。明治・大正時代の少年雑誌「日本之少年」「少女倶楽部」や、「少年ジャンプ」の創刊号から最新号まで収められたマンガコーナーもあります。

閲覧室

閲覧室写真書庫内の資料や本は、借りることはできませんが、閲覧室で読むことができます。


※児童文学なんでも相談コーナー
(専用電話:06-6876-7479)


「あの作家について知りたい」、「小学生の時に読んだあの本をもう一度読みたい」。そんな相談にも、できるかぎり該当する本を探してくれます。資料は国際児童文学館のホームページからも検索できます。


特徴2 児童文学の国際的な研究期間である
児童文学の国際的な研究機関である

この館では、単に本を収集、整理するだけでなく、専門員(研究者)と主事(司書)を擁し、国内外の児童文学や児童文化に関する研究も進めています。その成果が、資料の収集、検索システムの開発など、館の機能充実にも役立っているのです。

講堂/セミナー室

講堂/セミナー室写真 講堂/セミナー室写真
専門員や国内外から招かれた作家や研究者が講演会シンポジウムを開いたり、また子ども向けの「ワークショップ」を開いたりするのに利用されます。また講堂で企画展が行われることもあります。
大阪府立国際児童文学館


特徴3 児童文学に関する情報センターである
児童文学に関する情報センターである

児童文学について、広く一般の人々にさまざまな情報を公開しています。インターネットを通じて館の行事や新刊の案内をしたり、所蔵資料の検索貸出サービスも行っています。

こども室

こども室写真児童書を中心に約
2万点を開架。
貸出サービスも行っています。こども室では、本を探したり閲覧したりするだけでなく、子どもが遊びながら本と親しめるよう、おもちゃなどもおかれています。子ども対象の「おはなし会」が行われるスペースもあります。

大阪府立国際児童文学館

住所 吹田市千里万博公園10―6
電話 06―6876―8800
開館時間 9時30分~17時
休館 水曜(祝日の場合は翌日休)
毎月月末日(月末が水曜の場合はその前日)
年末年始
特別整理期間(年間約15日間)
入館料 無料
アクセス モノレール「公園東口」駅から徒歩10分


↓クリックするとそれぞれのスポットがご覧になれます。

周辺スポット紹介   休憩スポット紹介


専門員に聞いた!大人も楽しめる絵本ベスト5

小さな池
小さな池
新宮 晋 1999 福音館書店
世界的な彫刻家・新宮晋が手がける絵本。小さな池を真上から見て、池に映る風景を描写する。風、光、音を感じる、アーティストならではの作品。 
おすすめポイント
読む者の想像力を刺激する作品。いろいろな読み方、感じ方ができると思います。
ディア・ダイアリー
ディア・ダイアリー
サラ・ファネリ作 ほむらひろし訳 2001 フレーベル館
小学生の少女ディア、くも、犬のブブ、ホタルがつける奇想天外な日記。
おすすめポイント
コラージュ技法、さまざまな人が書き分けた手書き文字、落書きのような紙面構成と、いろいろな表現方法を取り入れ、実験的な試みが多数なされています。
チキン・サンデー
チキン・サンデー
パトリシア・ポラッコ作 福本友美子訳 1997 アスラン書房
原作者ポラッコの子ども時代の経験を元に描かれた作品。主人公の「わたし」が、本当の祖母のように慕う黒人の「おばあちゃん」をめぐって、2人の孫たちと繰り広げる心温まるストーリー。
おすすめポイント
ハートウォーミングな物語を子どもと一緒に楽しむことができると同時に、「家族とは何か」、「人種とは何か」といった問題をも考えさせられます。
かげぼうし
かげぼうし
安野光雅 1976 富山房
誰もが知っているアンデルセンの童話「マッチ売りの少女」をかげぼうしの世界からのぞいている人がいる!? そんな2つの世界が織り成す不思議な物語。
おすすめポイント
2つの世界が同時に進行するパラレルストーリーと、有名な童話のパロディーを、重層的に読むことのできる作品です。世界的な画家・安野光雅氏の絵を楽しめるのもポイントです。
かようびのよる
かようびのよる
デヴィッド・ウィーズナー作 当麻ゆか訳 2002 徳間書店
「かようびのよる8時・・・」。町に大挙して飛んで来るのは? 江國香織も何作も翻訳を手がける新進気鋭の絵本作家の最新作。
おすすめポイント
美しい絵と、突拍子のない発想が楽しい作品です。当たり前だと思っている世界ももしかしたら・・・と、想像がふくらみます。

児童文学館専門員が語る「絵本の楽しみ方」

絵本というと「幼稚なもの」と考える方が多いかもしれません。でもそれは大きな誤解です。絵本とは小説やテレビと同様、表現の一手段。絵と言葉を通して、ひとつの世界観や普遍的な真理を表現した絵本もたくさんあります。それを肩肘張らず、子どもは子どもなりに、大人は大人なりに、楽しみながら読むことができる。それが絵本の魅力なのです。

絵本やお話を作ってみたい・・・

国際児童文学館では、人形劇の脚本や人形作りを基礎から学べる「人形劇講座」など、実際に作ってみたいという方向けに、さまざまなイベントも開催しています。
詳しくはホ-ムペ-ジをご覧下さい

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