2003年10月29日更新
館名は、小林の雅号「逸翁」に由来します。茶道に通じた小林が収集した美術工芸品や書画は、5,000点余り。蕪村や呉春など、中近世の書画(約1,600点)や、国内はもちろん、中国、朝鮮、オリエント、西洋の陶磁器(約2,500点)、日本、中国の工芸品(約1,000点)など、茶道にまつわる品を数多く所蔵。その中には、重要文化財15点も含まれています。年4回展示替えを行い、企画ごとにさまざまな収集品を公開しています。
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大和文華館は、1960年、近畿日本鉄道(近鉄)の創立50周年記念事業のひとつとして建てられました。中国、朝鮮を主とした東洋の絵画、彫刻、書など美術工芸品を中心に収集。所蔵点数は、約2,000点にものぼります。その中には、「寝覚物語絵巻」、「婦女遊楽図屏風(松浦屏風)」などの国宝4点、「佐竹本三十六歌仙絵小大君」などの重要文化財31点も含まれています。1985年には辰野金吾が設計した奈良ホテルの旧ラウンジが移築され、「文華ホール」と名づけられました。年8回、企画展を開催。秋の特別展だけは、他の美術館と協同開催されます。
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美術館は、建築当初のままの姿を残す本館と、安藤忠雄が設計し、1996年に建てられた新館とに分かれています。本館には、アサヒビール初代社長の山本為三郎が収集したコレクションが陳列されています。山本が「民芸運動」の熱心な後援者だった影響で、河井寛次郎やバーナード・リーチなどの工芸作家の作品が豊富です。また、中国の古陶磁や西洋の陶磁の名品もあります。新館には、モネの「睡蓮」をはじめ、イサム・ノグチなど、近現代の作家の秀作が展示されています。
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